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【大会レポ】WWE Live Japan 7.1/7.2 両国国技館

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WWE
先日、本場アメリカから世界最高峰のスポーツエンターテインメントWWEの大会が、昨年に引き続き日本で開催されました。そこで、今回のみちくさボンバイエはその大会レポを行いたいと思います! やっぱりWWEは何度見てもワクワクしますね。日本にいる外国人レスラーを見るととても大きく感じますが、WWEのスーパースターはみんなそのサイズ! さすが本場なだけはありました。そして、今年に入ってWWEに拠点を移した中邑真輔、AJスタイルズ、カール・アンダーソン、ルーク・ギャローズ(日本時代はドク・ギャローズ)を久々に見れるのもすごく楽しみでした。 前段はさておき、いくつかおもしろかった試合をピックアップしてご紹介したいと思います。それではいってみましょう!

◆7.1 第1試合 WWEタッグ王座フェイタル4ウェイ戦 ニュー・デイ vs ウーソズ vs ボードビレインズ vs ルーク・ギャローズ&カール・アンダーソン ◆7.2 第5試合 ジョン・シナ&ウーソズ vs THE CLUB

WWE 初日の第1試合からいきなりきました、ギャローズ&アンダーソンの2人。日本ではバレットクラブで抜群のコンビネーションを見せていただけに期待大ですね。観客席からも「おかえり」の声が多く聞こえ、いきなり大盛り上がりでした。4ウェイ戦だったのですが、WWEで大人気の他の名タッグチームの中でしっかりと存在感を残していました。贅沢すぎる第1試合、結果は王者ニュー・デイの2人が勝利。ニュー・デイほんと強かった。 WWE WWE そして初日はシングルで、2日目はアンダーソン&ギャローズとの3人タッグで我らがAJスタイルズも登場。日本でのバレットクラブ再現ともなるこの3人のタッグ「THE CLUB」が登場した時はしばらく歓声が鳴り止みませんでした。それにしてもAJスタイルズの日本での人気は健在!! リング上で超売れっ子のジョン・シナ&ウーソズと歓声の大きさを競いあって圧勝するほど、AJが両手を挙げると場内が轟くほどの大歓声が毎回あがりました。しかし、試合はジョン・シナ&ウソーズの勝利。ジョン・シナはあのごついマッチョな体格でとてもパワフルなのに、動きが本当に速いですね。身体能力の高さを再確認できました。 WWE

◆7.1 第4試合 NXT女子王座戦 アスカ vs ナタリヤ ◆7.2 第4試合 NXT女子王座戦 アスカ vs ベッキー・リンチ

WWE 昨年からWWEのマットに参戦しているアスカ、無敗のままチャンピオンになってそのまま大進撃を続けていますが、すっかりチャンピオンの風格が出てきましたね。登場からとてもかっこいいし、試合運びもとても安定していました。そして着物風コスチュームの華やかな色使いのセンス、素晴らしいですね。今のアスカは、なかなかアメリカ進出できていない日本人女子レスラーの道標となっている気がしました。試合も順調に両日とも勝利。まだまだ今後の爆進が楽しみな選手ですね。

◆7.1 第6試合 WWE女子王座戦 シャーロット vs ベッキー・リンチ

WWE そして僕がもう一人驚かされたディーバがシャーロット。さすがWWEの女子王者といった技の完成度と試合内容でした。そう、何を隠そう武藤敬司も「自身のプロレスのベース」と話すあの大御所リック・フレアーの娘さんなのです! それを聞くと178cmという体の大きさ、身体能力の高さ、戦いのセンス、全部納得いってしまいますよね。そして、必殺技がこれまた美しい。父親の必殺技「4の字固め」をアレンジした8の字固め。誰か、日本でもこの8の字固めやってほしい! そして僕もやってみたいから誰か練習相手になって! とにかく、早くまたシャーロットの試合が見たいと思いました。Wooooo!!(リック・フレアーの決め台詞) WWE 次ページ:この人の凱旋をどれだけのファンが待ち望んでいたことか!

ボンバイエインタビューVol.2/道標明(田口隆祐)

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道標明
突然ですが、皆さん最近ギタってますか?? いや〜、今年も何かとギタる季節になってきましたね。僕はどうかって? 答えは……オー……マイ……アンド……ガーファンクル!! という事で、前段でだいぶお気づきかと思いますが、先日、田口隆祐が扮する苦節20年の演歌歌手、道標明(みちしるべあきら)さんにインタビューさせて頂きました。カードゲーム『キング オブ プロレスリング』のGM(ゼネラルマネージャー兼ギタリマスター)としても活躍中の道標さん。歌だけでなく作詞もご自身でこなすという多彩な才能に迫りました。僕と道標さんが机を挟んで並んだ時のシュールな違和感がハンパないですが、相変わらずユーモアたっぷりのご回答をどうぞご覧ください。

Interview:道標明(田口隆祐)

道標明 ——まずは、7月27日(水)のリリース、おめでとうございます。苦節20年の演歌道を歩んでこられて、この度リリースを迎えるにあたり率直な感想をお聞かせください。 ただのカラオケ好きがCDを出しちゃっていいのかなというのがまずは率直な感想ですね。僕って元々は歌がすごく苦手だったんです。プロレスの世界に入ってからは地方をまわっている際、よく先輩にスナックに連れて行かれてカラオケを歌わせられることが多かったんで、だんだん歌うことが好きになっていきました。若手の頃は坂口征二さんに「1曲ずつ歌え」と言われて、その時ちょうどヴィレッジ・シンガーズの偽物がワイドショーで話題になってて。それで“亜麻色の髪の乙女”を歌ってみたら評判が良かったんです。それをきっかけに歌が好きになって、よく1人カラオケによく行くようになりました(笑)。 ——今回はまさに田口さん節の作詞をご自身で担当されていますが、今回の歌詞への思いなどはありますか? もう詞を見て頂けるとわかるんですが、なんのこっちゃ分からない歌詞になっています(笑)。最近歳をとったせいもありまして、なかなか色々と思い出せなくなっているので、最後の一文に「思い出したい」という気持ちを込めました。そのひと言をただ伝えたかったというか、要するに物忘れが多い自分に対してしっかりしろ、という歌詞ですね。 道標明 ——初めてのレコーディグを終えていよいよリリースとなったわけですが、レコーディングで苦労したことやレコーディング秘話がありましたら教えてください。 はじめは完全に探り探りだったんですが、「とりあえず歌ってみましょう」と言われて歌って、じゃあ本番ってなったんです。苦労とか緊張とかする間もなく終わった感じでしたね。カラオケしに行った感じでリラックスして歌えました。 ——プロレスラーの先輩方の中にも歌がうまいと有名なキラー・カーンさんや木村健悟さんとか、歌がうまいかはわからないですが藤波辰巳さんなど、歌でデビューされている方が何人もいますが。道標明さんがアドバイスをもらったり目標とされる方はいらっしゃいますか? 特にアドバイスというのはなかったんですが、昔、木村健悟さんと食事に行った時に歌を聞かせて頂いたことがあるんですが、木村さんは抜群に上手かったですね。昔から地方のスナックで歌うことが多かったので、流行りの歌というよりは演歌を歌った方が盛り上がるし、自分も歌いやすかったので演歌ばかり歌っていたんです。それもあり、今回のデビュー曲「みちしるべ」もすごく歌いやすかったですね。 道標明 次ページ:小島聡さんはEXILEとかミスチルとか歌うんですよ、モテたいから(笑)。

猛牛、天山広吉。

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天山広吉
みなさん、こんにちは!! 突然ですが、2ヶ月ほど前にTwitterをはじめました! (@dazeyfunkJr)コラムほどまとまっていない小さなことや、タイムリーな話題をつぶやいてますので、ぜひチェックしてみてくださいね。 さて、夏ということで新日本プロレスは<G1クライマックス>という毎年恒例のリーグ戦大会が約2ヶ月にわたって絶賛開催されていますが、今回出場している中で注目を集めているレスラーの1人が天山広吉。小島聡から出場権を譲ってもらっての出場となっていますが、毎試合小島選手がセコンドに付いてまだまだ若い者に負けてたまるかと、快進撃を続けていますね。そういうわけで今回のコラムは猛牛天山広吉でボンバイエしたいと思います。まずはせっかく<G1>の話題になったので、天山が<G1>で史上2人目となる連覇を達成した時の総集編動画をご覧ください。当時「新・闘魂三銃士」と呼ばれる棚橋、中邑、柴田を破って優勝しました。 G1 CLIMAX 2004 Highlight (天山広吉が新・三銃士3タテで優勝)
僕が天山と出会ったのはまだ僕が小学生の頃、その頃はまだ山本広吉というレスラーでした。たしか新日本プロレス若手の合宿の様子がテレビで放送されていて、まだ若手だった天山が宴会の席で、歌いながらおでこに爪楊枝を何本も刺して笑いをとっていたのを強烈に覚えています。その後、新日本プロレスの若手の大会<ヤングライオン杯>に優勝した天山は、海外に武者修行に行くことになりました。 2年後に凱旋帰国した天山は本当に強くて勢いがありました。その時新日を引っ張っていた蝶野・橋本・武藤らのトップレスラーと互角に闘い、凱旋からわずか1か月程度でIWGPのベルトに挑戦するまでに大きくなっていました。そして天山は、蝶野が結成したnWo JAPANの中心メンバーとして猛威をふるっていくことになります。今の新日では内藤哲也率いるロスインゴが勢いづいてますが、その頃のnWoはそれとは比べものにならないくらいの勢いで勢力を拡大していて、新日のリングでは完全に誰も手がつけられない状態になっていました。僕はその当時のnWo Tシャツを未だに大切に持ってます。せっかくなので蝶野らと一緒に猛威をふるっていた時の動画を2つ続けてご覧頂きましょう! NJPW GREATESTMOMENTS CHONO&HIRO&TENZANvsNAKANISHI&NAGATA& KASHIN
NJPW GREATESTMOMENTS CHONO&TENZANvsTANAHASHI&YOSHIE
そのnWoのメンバーの中で生まれたのが今でも名タッグとなっている天山広吉&小島聡の「テンコジ」タッグ。現在の絶妙なコンビネーションはこの頃から顕在でした。しかし、小島がまさかの全日本プロレスへの移籍が決まった上に、長い間タッグパートナーとなっていた蝶野とも確執が生まれることとなります。その後GBHという軍団を立ち上げて引っ張っていた天山ですが、内部分裂で追放され、そこで助けに入ってくれた飯塚高史からも試合中に裏切りにあい、天山は完全に居場所をなくしました。そんな時、突如新日のリングに現れて天山を助けてくれたのがあの小島聡でした。集団攻撃を受ける天山を助けた小島がマイクで言ったひと言「天山、待たせたな。」は、本当にかっこよくて涙が出そうになるくらい感動的な言葉でした。 それでは、試合後に小島聡が登場したその歴史的な飯塚との試合と、その後再結成されたテンコジタッグの試合を続けてご覧ください。 2008.07.08 TENZAN vs IIZUKA
NJPW GREATEST MOMENTS TENZAN&KOJIMAvsNAKAMURA&GOTO
いかがでしたでしょうか。日本のプロレス界全体が盛り上がっている今、タイムリーな試合ももちろんおもしろいですが、今回の天山のようにプロレスラーにはそれぞれのドラマがあります。たまには過去の試合を遡って見ていくのもとてもおもしろいと思いますよ。昭和のプロレス話をする時はぜひ僕のことも誘ってくださいね。次回のみちくさボンバイエもお楽しみに、それでは。

全米の子供達が怖くてトイレに行けなくなったという伝説、ザ・グレート・カブキ

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ザ・グレート・カブキ
グレート・ムタのコラムの時にも言いましたが、男はみんな子供の頃にお風呂で毒霧の練習したことあると思います! ちなみに僕は、今でもかなりの頻度でやってます。ということで、今日はグレート・ムタの父親で元祖毒霧使い、アメリカのプロレス界に「東洋の神秘」として衝撃をもたらしたザ・グレート・カブキでボンバイエしたいと思います。やっぱり毒霧見るとテンション上がりますね! カブキさんは元々ヒールキャラのレスラーではなかったのですが、アメリカ遠征中に般若面や顔面ペイント、ヌンチャク、毒霧などのヒールスタイルで、チャンピオンにもなって一気にブレイクしました。日本に帰国した時の試合にはなりますが、当時の衝撃的な入場シーンを見れる試合動画がありましたのでまずはそちらをご覧ください。 ザ・グレート・カブキ vs 鶴見五郎 ね、ね、衝撃のビジュアルでしょ!? これは「全米の子供がカブキを見てトイレに行けなくなった」という伝説もうなずけますよね。アメリカでブレイクした後、帰国したカブキは全日本プロレスに所属。僕は幼少すぎてリアルタイムで見ることはできなかったのですが、ジャイアント馬場やジャンボ鶴田と並ぶ人気レスラーになりました。それでは当時の2代目タイガーマスク(三沢光晴)との試合と、ついでに10年後に行われた初代タイガーマスク(佐山聡)とのスター同士の闘いをご覧頂きましょう!
 Tiger Mask II vs Great Kabuki (31.07.1986) 初代タイガーマスク vs ザ・グレート・カブキ(大阪) その後、武藤敬司がアメリカに行くことになったのですが「カブキの息子」という設定でグレート・ムタとしてデビューすることになります。実は、本当に貴重なムタのアメリカデビューの動画を発見しましたので、迷わずここで紹介したいと思います。これを見つけた僕は超ファインプレー! 18-3-1989:The Great Muta's NWA/WCW debut 僕がプロレスにはまった小学生の頃、カブキは新日本プロレスで越中詩郎率いる平成維震軍に所属してました。当時の平成維新軍は長州率いる昭和維新軍や、武藤・蝶野・橋本の闘魂三銃士をはじめとする新日本隊と激闘を繰り広げていて、その攻防はいつも目が離せないものとなっていました。それでは、闘魂三銃士vs平成維震軍のダイジェスト動画をご覧頂きたいと思います。みんな贅沢な大技をたくさん出してくれて、見ててワクワクする試合です。 ザ・グレート・カブキ 毒霧動画はこちら! いかがでしたでしょうか? カブキさんがはじめた「毒霧」は、その後新日本マットで言うとグレート・ムタ、TAJIRIなどに受け継がれ、今では新日本プロレスで猛威をふるっているロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンのBUSHIの十八番となっていますよね。それを考えると、今でも多大な影響を与えているカブキさんは、やっぱり偉大なレスラーだと思います。(毒霧以外にもカブキさんのプロレスはもちろん後世に影響を与えていますが。)皆さんも子供の頃を思い出して、またお風呂場で毒霧の練習を再開しましょう! 余談ではありますが、カブキさんは引退後「かぶき・うぃず・ふぁみりぃ」という飲食店を立ち上げ、ご本人自らお店に立ってらっしゃいます。プロレスの裏話も色々聞かせてもらえるので、行かれたことがない方はぜひ行かれる事をお勧めします! あのカブキさんに会えますよ! お店の情報はこちら 次回のみちくさボンバイエもお楽しみに、それでは。

世界レベルで有名なプロレス界の兄弟たち

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thumnail
みなさんこんにちは! もうすぐ夏も終わりそうですが、プロレスの熱い季節はまだまだ終わりそうにないですね。それぞれの団体が本当に盛り上がっているので、僕もいろんな団体の行きたい大会が多すぎて大忙し。今週は3度も後楽園ホールに通っています。 今日お話しようと思うのはプロレス界に何組も存在する兄弟レスラー達について。さすが本当の兄弟ということだけあって息はピッタリで、連携も完璧な兄弟タッグが多いんです。もちろんタッグを組んでいない兄弟もたくさんいますが、スタイナーブラザースやマレンコブラザーズみたいに「〜ブラザーズ」って付くのもアメリカっぽくてかっこいいですよね。それでは早速兄弟レスラーでボンバイエ、いってみましょう! まずはじめに紹介するのはテリー・ファンクとドリー・ファンクJrの「ザ・ファンクス」。昔、バラエティ番組「笑う犬シリーズ」でこの2人の格好をした原田泰造とホリケンの「テリーとドリー」っていうコントが有名でしたよね。あの「生きてるってなんだろ、生きてるってなぁに♪」というメロディーはザ・ファンクスの入場曲なんです。 そしてそう、何を隠そう私の「ダゼー・ファンクJr」という名前もこの大先輩の名前からつけさせて頂きました。僕がまだ1歳の時にテリーの引退で解散してしまった兄弟タッグですが、当時の全日本プロレスでジャイアント馬場やジャンボ鶴田と並んで圧倒的な人気を誇り、その伝説は語り継がれて本場WWEの殿堂入りまで果たしているレジェンドです。それでは、早速2人の試合をご覧頂きたいと思います。噂の入場曲も流れますよ! ドリー・ファンクJr. テリー・ファンク vs スタン・ハンセン ブルーザー・ブロディ 続いては僕が子供の頃に完全にはまっていたリック・スタイナーとスコット・スタイナーの「スタイナーブラザーズ」。フランケンシュタイナーの開発者でもあり、元祖投げっぱなしジャーマンの使い手。桁違いのパワーと類い稀な運動神経でIWGPタッグ王者のベルトを2度も巻き、当時の新日本プロレスで本当に暴れまくってました。もうこの2人が出てきたら「相手は一体どうやって勝つって言うんだ?」って思いながらいつも試合を見てました。そのくらいこの最強兄弟の実力は圧倒的だったんです。それでは、スタイナーブラザースの試合の動画と僕が好きなSSDという超デンジャラスな必殺技、アメリカに帰って筋肉派ヒールになったスコットの話題になった腕相撲動画を続けてご覧ください。(1つに絞りきれなかった……。) Steiner Brothers vs Masahiro Chono & Kensuke Sasaki Pro June 15th, 1996 SSD スタイナースクリュードライバー Steiner Screw Driver 世界最強腕相撲勝負 最近の有名な兄弟タッグでいうと、ブリスコブラザーズになりますかね。NOAHのリングに現れてしばらくして新日にも矢野通の「X」として登場、早速「NAVER無差別級6人タッグ選手権」の初代王者になりました。この2人も本当にコンビネーション抜群! それでは、最後の丸藤の返し技が伝説になっている試合をご覧頂きましょう。今は敵対している丸藤正道・杉浦貴の2人がタッグだった頃の対戦です。 NOAH - Jay & Mark Briscoe vs Naomichi Marufuji & Takashi Sugiura あっ、僕ったら大事な兄弟を忘れていました!! 血のつながりはないもののデビュー当初からタッグを組み始めて27年。お互いを兄弟と呼び合う「邪道・外道」のお2人がいましたね!! もうこの2人は兄弟と言ってしまってもいいでしょう。現在は新日本・NOAH両方のマットで人気を誇ってて、2人がリングに上がるといつも盛り上がりテッパンですね。特に外道さんはCHAOSでオカダカズチカのマネージャーとしても大活躍。「金の雨が降るぞ!!」「レヴェルが違うんだよ!!」は最近のプロレス流行語と言っても過言ではないと思います。こちらも兄弟タッグの試合と、外道さんのバックステージでのマイクパフォーマンスを続けてご覧ください。 2006.07.08 IWGP Jr. TAG EL SAMURAI & TAGUCHI vs JYADO & GEDO OKADA with GEDO BACKSTAGE INTERVIEW【INVASION ATTACK 2013】 いかがでしたでしょうか? 外人の兄弟レスラーはよく見るのですが、日本人の兄弟タッグはまだ少なくて。今後さらにプロレスが流行って日本人レスラーの中にも「〜ブラザーズ」みたいなコンビネーション抜群の名兄弟タッグがもっと生まれてくると良いですね! 次回のみちくさボンバイエもお楽しみに、それでは。

見た目から恐そうなプロレスラーは!?

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恐そうなプロレスラー
みなさんこんにちは! 先日友人から「見た目から恐そうなレスラーって誰なの?」と聞かれて僕は思いついたレスラーを答えたのですが、その人が断トツという自信もなかったのでTwitterで募集してみたんです。すると皆さんからたくさんの返答を頂きまして、その内容がとても興味深かった! 「1度会場で怒鳴られて本当に怖かった」とか「あの試合で必殺技を狙ってる顔が1番恐い」など、回答だけでなく皆さんそれぞれの思い出と一緒にメッセージを送ってくれたんです。そして何より、僕のタイムラインがレスラーの怖い写真だらけになったのがとても面白かったです(笑)。 せっかくなので、そこで名前が挙がったレスラー達の迫力と貫禄で今日はボンバイエしたいと思います。

マサ斎藤

まず僕が真っ先に友人に答えたのがマサ斎藤。元々ヒールの一匹狼だったマサ斎藤は、長州が起こした昭和維新軍に参加するなど個人的には「長州の相棒」というイメージも強いです。その後、アメリカで警官と喧嘩して相手を何人も病院送りにし、刑務所生活の中で肉体改造を実現したのも有名な話。後に監獄固めという必殺技まで発明されました。また、1987年にアントニオ猪木と巌流島で2時間5分14秒にもおよぶ死闘を繰り広げたのも有名ですよね。あまり試合に出なくなってからは新日本プロレス番組の解説者を長く勤めたマサさん。個人的にはマスクやペイントで変装したレスラーを容赦なく本名で呼んでしまうマサさんの解説が大好きでした。マサ斎藤さんの弟子とも言える中嶋勝彦やマサ北宮は現在プロレスリングノアで大活躍中ですね。それでは、流血しながら鬼気迫る表情で猪木を睨みつけるマサさんの動画をご覧ください。いや、こんな顔で睨まれたら絶対恐いですって! アントニオ猪木 VS マサ斎藤  試合後の乱闘

前田日明

実は返信頂いた中で一番多かったのが前田日明。高校時代から「通天閣の虎」と呼ばれた前田さんは「心斎橋の竜」と呼ばれたボクシングの赤井英和とともに大阪でワルの伝説をいくつも持っていて、それはケンコバさんがよく『アメトーーク!』で話してますね。「2人を会わせると大阪が壊れる」と周囲が合わせない様に苦労したとか(笑)。六本木で自分の車のボンネットに座った大柄の米軍グループをハイキックで倒したのも伝説になっています。新日本プロレスのプロレスラーとしてもかなりのエースでしたが、新日本プロレス離脱後もUWFやリングスで大活躍をされ、日本のプロレス界を総合格闘技に結びつける流れを作った1人だと思います。実現しなかったですが、本人も望んでいた前田日明vsヒクソン・グレイシーは見てみたかったです。それでは、実際僕にメッセージを頂いた中でもこの動画を挙げられた方がいらっしゃったのですが、不甲斐ない試合をした弟子の坂田亘をインタビュー中に裏でボコボコにした動画をご覧ください。 フルボッコ
次ページ:ももクロメンバーが本気で怖がっていたレスラーとは?!

大会レポ/全日本プロレス 9.19後楽園ホール

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大会レポ/全日本プロレス 9.19後楽園ホール
みなさんこんにちは! 今回の大会レポは9.19に開催された全日本プロレスの後楽園ホール大会。最近の全日は本当に盛り上がってますよね! 若い世代がすごく勢いがあるし、名前を聞くだけでテンションが上がるベテラン勢もたくさん出ていて、どの試合もとても見ごたえがあります。今回も渕正信、西村修、秋山準、諏訪魔、ケンドーカシン、大森隆男……などなど昭和からのプロレスファンにはたまらない選手も多数出場するので、楽しみすぎて試合前に対戦カードを見ながらずっとニヤニヤしてしまいました。僕が大好きな全日の名誉レフェリー和田京平さんを見れるのもすごく嬉しいですね。 それでは、早速レポートいってみましょう!!

第1試合(佐藤光留、青木篤志、渕正信 vs 土方隆司、西村修、SUSHI)

大会レポ/全日本プロレス 9.19後楽園ホール 両チームともベテランと若手の混ざったメンバーでの対戦。まず僕がテンション上がったのは西村修のガウン姿。昭和の雰囲気を絶妙に醸し出すいつまでも変わらないガウン姿にとても嬉しくなりました。 大会レポ/全日本プロレス 9.19後楽園ホール そして何よりもレジェンド渕正信パイセン! まだまだバリバリの現役ですね! パイセン素晴らしいっす! パイセンかっこいいっす! 土方やSUSHIが渕に荒々しい攻撃をした時の、青木と佐藤の「おいコラッ!! 先輩だぞ!!」がすごく面白かったです。1試合目から接戦で盛り上がりましたが、最後はベテラン渕正信が逆さ押さえ込みで技あり一本。パイセンさすがっす!!

第2試合 王道トーナメント公式戦 準決勝(秋山準 vs ゼウス)

全日本プロレスの一大イベントでもある王道トーナメント。エース宮原のまさかの1回戦敗退もありましたが今回も本当に盛り上がりましたね。そして準決勝1戦目は秋山準社長vs僕と同世代ゼウスの戦い。ジャイアント馬場の意思を受け継いだプロレス四天王(三沢光晴・小橋建太・川田利明・田上明)が毎回名勝負で全日本プロレスを盛り上げていた時代、その頃まだ若手だった秋山さんが四天王相手に一歩も引かず、毎試合熱い闘いを繰り広げていたのも懐かしいですが、46歳の社長となった今も全く年齢を感じさせないパワー溢れるファイトでした。試合は必殺技ジャックハマーでゼウスが勝ちましたが、試合は完全に秋山さんのペースだった気がします。試合後、秋山さんに深々と頭を下げるゼウス、それを見つめる和田京平名誉レフェリー。その風景に感動して泣きそうになりました。 大会レポ/全日本プロレス 9.19後楽園ホール

第3試合 王道トーナメント公式戦 準決勝(諏訪魔 vs ケンドーカシン)

王道トーナメント準決勝2戦目は、欠場から復活した諏訪魔と、何をしでかすかわからない独特の世界観を繰り広げるケンドーカシンの試合。 大会レポ/全日本プロレス 9.19後楽園ホール やはりカシンが創り出す世界観はすごく見ていて楽しいですね。相手の調子が狂ってしまう試合運びはさすがでした。昔からやっている試合開始直後の握手の誘いも、久々に生で見れて嬉しかったです。しかし試合は抜群の安定感を誇る諏訪魔がアンクルホールドにて勝利。復活した今の諏訪魔からは、誰も止められない大きな勢いを感じました。

第4試合 GAORA TVチャンピオンシップ(ビリーケン・キッド vs 中島洋平)

大会レポ/全日本プロレス 9.19後楽園ホール
(C) ALL JAPAN PRO-WRESTLING Co., Ltd.
GAORA TVのチャンピオンベルトを愛しすぎるあまり「アモーレ」という名前を付けて、ベルトにキスをしたり自分の母親に会わせたりしている中島選手ですが、意外と愛する恋人を奪われがち……果たして今回も無事に勝利して取り戻す事ができるのか楽しみな試合でした。しかし中島選手の人気はすごいですね! 中島選手がコールされた時はこの日1番の紙テープが舞っていたと思います。 大会レポ/全日本プロレス 9.19後楽園ホール 試合自体はビリーケン・キッドが序盤から攻めていくも、中島選手が得意の蹴りで応戦し、無事にアモーレを取り返す事ができました。中島選手、良かったですね!もう恋人を奪われないように防衛頑張ってください! 次ページ:持ち前のパワーと気迫で立ち向かっていくゼウスに会場中が盛り上がりました

大会レポ(?)/不知火カレー激辛対決

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不知火カレー
方舟の天才、ノアの丸藤正道さんがオーナーを務める「不知火カレー」をご存知でしょうか。赤坂駅から徒歩3〜4分のところにある「グリドルズ・バー Tokyo 赤蔵」というバーのランチ営業で「不知火カレー」として営業されているんですが、スプーンでも簡単に身がほぐれる程しっかりと煮込まれたチキンレッグが玉ねぎの甘みたっぷりの本格的な淡路島カレーに添えられていて、これがまた本当に美味しいんです。ここのカレーの味がいつも食べたくなって、僕も毎週通っています。僕が大好きな必殺技「不知火」の名前がついてるのも素敵ですよね。 先日この不知火カレーで開催された激辛カレートーナメントにお声がけ頂きまして、そんなに辛いものが得意ではない僕ですがもう勢いとテンションで突撃参加させて頂きました! 今回のコラムはそのトーナメント大会の模様をレポートさせて頂きます。 まずは激辛ってどれくらい辛いのかをご説明。通常の不知火カレーは辛さを自由に調整できるのも楽しみの1つなのですが、メニューには3辛のところに「激辛」と書いてあるんです。それが今回の設定はなんと10辛!! 決勝はなんと15辛!!! いやもう辛さの想像がつかないレベルだと思いますので、実際の10辛写真をご覧頂きましょう。 不知火カレー 不知火カレー 上の写真がとっても美味しそうな通常の不知火カレー(僕がいつも注文する2辛)。あぁこれを書いてる今もお腹がすいてきました。そして、下の写真が今回食べた10辛。もうスパイスの量が多すぎて、ルーがいつものサラサラじゃなくなっていました(笑)。 参加者は小橋建太さんのマネージャー林健太さん、新日本プロレス後藤洋央紀そっくりで吉本DAM歌うま選手権チャンピオンの沖縄吉本芸人どさんこ室田さん、プロレスリング・ノアから拳王さん、私ダゼー・ファンク Jr.の4名。おっ、参加者4人でトーナメントということはこれっていきなり準決勝進出ですね!2試合がむしゃらに頑張れば、もしかしたら僕もチャンピオンに、夢にまで見た「チャンピオン」と名乗れる日がくるのでは……そんな軽率すぎる淡い期待を抱きながら初戦にのぞませて頂きました。

第1試合 準決勝(林健太 vs どさんこ室田)

不知火カレー 1試合目は林さん vs どさんこ室田さん。小橋 vs 後藤の夢の対決実現ですね!1試合目から目が離せない試合となりそうです。開始前から「水の量が自分の方が少ない」「左肘が当たって自分の方が食べにくい」とクレームをつける室田さん…細かい、細かいぞ! 本家後藤さんは絶対そんな事言わないぞ! 不知火カレー 不知火カレー 開始の1口目を食べてフリーズする2人…そして室田さんから早速「ちょっと一旦ストップ」の声が(笑)。そうなんです、10辛は想像以上に強敵でした。汗が止まらなくなる室田さんと、なぜかしゃっくりが止まらなくなる林さん。2人ともそんな窮地に追い込まれながらも目の前の10辛という強敵に挑んでいきました。後藤洋央紀ばりの根性でとにかくガッツリ食べていく室田さんに対して、林さんはなかなかの策士。 「辛さはどうですかよさこいさん。」 室田「どさんこじゃ! 地域が違うわ!」 「さすがの食べっぷりですね、殺人バックドロップ後藤達俊さん。」 室田「こら! 後藤違いじゃっ!」 こうやってわざとツッコミを入れさせて室田さんのペースを乱していきました。 不知火カレー しかし、どさんこ室田さんは後藤洋央紀になりきった時に1口の量が増えることが判明、そのまま室田さんが「後藤式」と呼ぶ食べ方で丸め込んで勝利。さすが後藤洋央紀さんに「兄弟」とまで呼ばれるご本人公認のそっくりさん、最近リングで見なくなった後藤式がここで見られるとは思いませんでした。 次ページ:第2試合 準決勝(拳王 vs ダゼー・ファンク Jr.)

全試合が名勝負、四天王プロレス

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四天王プロレス
先日全日本プロレスの両国大会に行ってきたんですが、これがまた本当に素晴らしい大会でした。今の全日は若い選手がすごく伸びつつ大御所レスラー達も多数出場するので、とても見応えがありますね。そちらの大会レポートはまた近々書かせて頂くとして、その日とても感動したことがありました。あの小橋建太さんが古巣の全日本プロレスのマットに、大きな小橋コールの中入場してくれたんです。会場中に響き渡る小橋コールの中で、小橋さん全日時代の色々な思い出を噛み締めながら泣きそうになってしまいました。 四天王プロレス という事で、今回は小橋さんもメンバーの1人だった全日本プロレスのプロレス四天王でボンバイエしたいと思います。まずはプロレス四天王って何かというご説明からなんですが、以前ご紹介した新日本プロレスの闘魂三銃士のように、昔全日本にプロレス四天王と呼ばれた4人がいました。ジャイアント馬場イズムを継承する三沢光晴、小橋建太、川田利明、田上明の4人です。もうほんとに、この4人が試合に出る時点で全試合名勝負確定でした。シングルではそれぞれが激しくぶつかり合いつつ、タッグでは三沢&小橋組vs川田&田上組などで最高にエキサイティングな攻防を毎回繰り広げていました。

三沢光晴

僕がリスペクトしすぎるあまり、コラムやTwitterで何度も紹介している三沢さん。2代目タイガーマスクであり、プロレスリング・ノアの創設者でもあり、まさにレジェンド中のレジェンドです。最近三沢さんの本を読んだのですが、試合中の事故で亡くなられたあの日の事が色々な人の想いと共にとても細かく書かれていて何度も読み返しました。ちなみに僕は移動中にスパルタンX(三沢選手の入場曲)を聴きながら読んでしまい、飛行機の中で泣いてしまいました(照)。 四天王プロレス どれだけ三沢光晴がすごかったか、百聞は一見に如かずという事で早速三沢選手の名試合をご覧頂きましょう。名勝負が多すぎてどれにするか迷ったのですが、数々の名勝負を繰り広げてきたスティーブ・ウィリアムスとの対決で、ゲスト解説がジャイアント馬場さんの試合がありましたので、そちらをご覧ください。

Mitsuharu Misawa vs Steve Williams (AJ 09.03.1993)

あと三沢さんといえば、先日電車の中で携帯が鳴って慌てる女の子の着信音がスパルタンXだった事があり、2016年で一番キュンとしました。

小橋建太

今回のコラムを書くきっかけにもなった小橋さん。誰よりも練習熱心で有名で、大ケガをしてもファンの前では決して弱みを見せず、どんなに技を受けても勇敢に立ち向かっていく小橋さんの姿に、子供の頃の僕は本当に憧れていました。実は小学校で将来の夢を書く事があり、みんなが「サッカー選手」とか「宇宙飛行士」とか書いている中で、僕1人だけ「小橋建太」と書いた事があるんです。それほど小橋さんの熱い気持ちは子供から大人まで、ファン全員に伝わっていました。昨年イベントで小橋さんにお会いする事ができて記念撮影をさせて頂いたんですが、あまりに小橋さんへの憧れが強すぎて、緊張しすぎた僕の笑顔は完全に引きつってしまいました(笑)。それでは、日本人離れしたパワーを持つ小橋さんが圧倒的パワーファイターのベイダーと闘った試合をご覧頂きましょう。試合前の小橋さんの眼光が本当に鋭いです。セコンドには秋山準現社長もいらっしゃいますよ。

Kenta Kobashi vs Vader (27.02.2000)

あっ、ちょっと待った! もう1試合! 僕が大好きな小橋さんの試合をご覧頂きたいと思います。以前のコラムでもご紹介した蝶野正洋パイセンとの試合なんですが、蝶野さんはこの試合のとき左足の靭帯損傷中。足に力が入らない中でも絶対に折れずに立ち向かっていく蝶野さんと、熱いファイトで容赦なく迎え撃つ小橋さん。この試合を見た多くのファンが涙し、Mr.プロレスvs Mr.プロレスの歴史に残る名勝負となりました。

NJPW Kenta Kobashi vs Masahiro Chono 05.03.03

川田利明

毎回荒々しく男気溢れるファイトで名勝負を量産し続けた川田選手。元々は三沢との名タッグでしたが自ら「三沢越え」果たすためにタッグを解消。その後、対三沢を中心に全日本プロレスのレスラー達と本当に熱い闘いを繰り広げていました。前に屈んだ相手の頭を手で押さえつけて連続で顔面を蹴りまくるステップキックは見ていて本当に痛そうで、僕が本当にくらいたくない技の1つでした。全ての試合への全力感がすさまじくそれが名勝負製造機と呼ばれた所以だと思いますが、川田さんの試合はとにかくハズレがないので毎回ワクワクして見ていました。ちなみに、座っている友達に後ろから川田選手の必殺技「ストレッチプラム」をかけて本気でキレられたのは僕の高校時代の苦い思い出です(笑)。 四天王プロレス それでは、永遠のライバル三沢さんとの試合をご覧ください。解説も小橋建太さんと豪華!

三沢 vs 川田 1999.7.23 三冠戦

田上明

三沢とのタッグを解消した川田がパートナーとして声をかけたのが、当時ジャンボ鶴田とのタッグでめきめきと頭角を現してきていた元大相撲力士の田上明でした。シングルマッチはもちろんのこと、個人的には川田との名タッグで何度もタッグ王座に輝いていたのが印象的でした。世界タッグ王座史上最多の6回も王者になっているんです。その中でも僕が大好きだったのが三沢&小橋組vs川田&田上組という四天王対決。比較的頻繁にあった対戦カードなのですが、毎回会場がどよめくほど白熱した試合になりました。田上選手が馬場さんと同じ色のパンツで、馬場さんの必殺技でもある脳天唐竹割りやランニングネックブリーカー、ココナッツクラッシュなどをやってくれるのも嬉しかったですね。それでは、最初に秋山準さんとのシングルマッチ、続いて皆さまお待ちかねの三沢&小橋組vs川田&田上組のタッグマッチをご覧ください。タッグマッチの方は解説がジャイアント馬場、レフェリーが和田京平と選手以外も超豪華な顔ぶれ!実況アナが試合中の川田に向かって「鬼だ、鬼だ、君は鬼だぁぁぁーーー!!」と叫ぶシーンも昔から大好きでした。

Jun Akiyama vs Akira Taue (20.01.1997)

AJPW: Mitsuharu Misawa & Kenta Kobashi vs. Toshiaki Kawada & Akira Taue - June 9, 1995

いかがでしたでしょうか。いつの時代も団体を引っ張るレスラーがいて、その壁を意地でも越えようというレスラーがいて、各々のせめぎ合いがまた団体を盛り上げていくんだと思います。最後に、全日本プロレスが毎週地上波で放送されていた頃の僕が大好きだったテーマ曲を聴きながら創設者ジャイアント馬場さんの総集編動画をご覧頂きつつ、今回はお別れとさせて頂きたいと思います。次回は全日本プロレスの両国大会レポート!次回のみちくさボンバイエもお楽しみに、それでは。

ジャイアント馬場. 全日本プロレステーマ曲/王者の魂

ボンバイエインタビューVol.3/内藤哲也

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内藤哲也
先日、2016年のプロレス大賞が発表されました。栄えある今年の日本プロレス界最優秀選手に輝いたのは……そう、リングの中でも外でも1年間常に話題の中心にいた男、ブーイングを大歓声に変えて2016年のプロレス界を劇的に盛り上げた男、内藤哲也でした。今回は非常にオクパード(忙しい)な内藤さんにお時間を頂き、今年を振り返っての心境、1.4東京ドームを含めた来年への展望を色々と伺うことができました。 まだご存知ではない方もいらっしゃると思うのでご説明させて頂くと「1.4東京ドーム」というのは新日本プロレスの毎年恒例でもあり、国内最大の大会なんです。今年は特に全10試合中なんと8試合がベルトをかけたタイトルマッチになっていて、例年以上に盛り上がること間違いないと思います。 えっ、早く内藤さんのインタビューが読みたいって?? その答えは……トランキーロ! あっせんなよ! 僕がこんなこと言ってると怒られそうなので、早速インタビューいってみましょう(笑)。

Interview:内藤哲也

——内藤哲也として、あるいは2年目のロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン(内藤選手が所属するユニット、以下L・I・J)として、2016年を振り返ってみての感想をお聞かせください。 まあ、常に話題の中心にいたなと。そして全国各地で1番会場を盛り上げてきたのは僕たちだなと。今までは僕がリング上で発した言葉や伝えたいものが全く伝わらなかったんですが、L・I・Jになってからは、表現の仕方を変えるだけでこんなに届くものかと、こんなに伝わるものかと、それを感じた1年間でしたね。 内藤哲也 ——ワールドタッグリーグでパートナーと発表されていた「X」の正体がルーシュ選手だった事にも驚きましたが、先日の髙橋ヒロム選手(以下、ヒロム選手)のL・I・J加入は更にワクワクしました。ヒロム選手が日本に帰ってきた時に「彼が楽しみ」とおっしゃっていたのを覚えているのですが、やはりその時からヒロム選手の加入というのは視野に入れてらっしゃいましたか? 去年の5月、僕が最も焦っていた時期にメキシコに行ってロス・インゴベルナブレス(※内藤選手がメキシコ時代に所属していたユニット、その後帰国した内藤選手がL・I・Jを発足した。)に加入した時、彼もちょうどメキシコにいて一緒にペンションで生活していたんですよ。いつも行動を共にしていました。元々彼がデビューするまでずっと練習を見ていたのは僕なんで昔から彼との付き合いはあったんです。だから彼が帰ってきてからというわけではなく、一緒にメキシコにいる時から、いずれはこうなるんだろうなと予想はしていましたね。なので、起こるべくして起きたという感覚です。 ——ヒロム選手の加入でL・I・Jの中でジュニアヘビー級のタッグにも挑戦できる様になりました。1.4東京ドームでも内藤選手の防衛戦を含め3試合、全てのL・I・Jメンバーがタイトルマッチを組まれていますが、新日本のベルトをL・I・Jで独占しようとする計画や思惑はあったりするのでしょうか? これはL・I・Jの意見ではなくてあくまで僕の意見ですけど、ベルトを独占したい欲は無いですね。同じユニット仲間でもここにあるインターコンチネンタルのベルトが欲しいと思ったら獲りに来るべきだし、みんなで散らばろうよみたいに言うつもりは僕らの中でも無いので。同じユニットでも常に競い合っている仲だと、僕は思っています。僕は1.4 東京ドームの挑戦者に1番ふさわしい相手はSANADA選手だと思っていたので、ユニット内での対戦も構わない、むしろ同じユニット内で対戦することによって、より皆様にL•I•Jの世界をお見せすることができるんじゃないかと思っています。 内藤哲也 ——以前はIWGPのベルトを目指してらっしゃった内藤さんがいて、ただ、今はベルトの価値をも超えられた内藤さんがいて、今の新日本プロレスのベルトに対して思うことや以前からの心境の変化はありますか? 新日本にいくつかベルトがある中で、僕はやっぱり昔からIWGPヘビー級王座が1番上のベルトだし1番価値のあるベルトだと、その思いは昔も今も変わらずに持っています。ただ、僕自身がその目標にしていたIWGPヘビー級王座をも超えてしまったと自分の中で思っているので、まあ黙っていてもまたIWGPヘビー級王座の方から僕の元に寄ってくるんじゃないでしょうか。(インターコンチネンタルのベルトを見て)このベルトはやっぱり中邑真輔のイメージが強いですよね。でも、このベルトもそのイメージを払拭したくて僕の元に近づいてきたのかなあと。僕はひと言も「このベルトが欲しい」なんて言った覚えはないので、このベルト自身が変わりたくて僕の元へ来たんじゃないかなあと思っています。投げても投げてもまた戻ってきますしね。 ——1.4東京ドームのタイトルマッチに関して、棚橋弘至選手(以下、棚橋選手)は先日の試合後に「ファン投票はしません」と言っていましたが、それに関して何か思った事はありますか? 僕自身は棚橋戦が決まった時点で、メインイベントじゃなくていい、ファン投票なんか望まないと言ったんですけど、あの時点で棚橋は答えを保留した。要するに「棚橋は何を言うんだ」とプロレスファンの皆様に考えさせて、楽しむ時間を棚橋は作ったわけですよ。僕自身も楽しんでいましたよ、棚橋はどういう答えを持ってくるのかと。それだけ期待したのに、なんの面白みもない答えが返ってきました。僕は棚橋に憧れて棚橋を追い続けてきた人間なので、追い続けた人間としては非常に寂しいコメントだったと思います。 ——インターコンチネンタルのタイトルマッチに向けて、以前の会見で「棚橋はトップレスラーじゃなくなった」とおっしゃっていましたが、今年1年の状況から見ても棚橋選手は背水の陣で挑んでくると思いますが、そんな棚橋選手に向けて、そのタイトルマッチに向けて、思うところがあればひと言頂けますでしょうか? 僕はプロレスラーになる前から棚橋に憧れを抱いていましたし、新日本プロレスに入ってからも僕は棚橋のように団体を引っ張っていく選手になりたいと思ってずっと追っかけていました。大きな舞台でいつか棚橋と試合がしたいと思っていましたし、こうやって東京ドームで闘えることはすごく嬉しいと思っています。ただ、ただですよ、僕が思い描いていたのは、輝いている棚橋弘至と試合をすることでした。僕はずっと、「棚橋弘至を引きずりおろすのは俺の役目だ」とデビュー当初から言っていたのに、彼はいつの間にかトップ選手じゃなくなってしまっていた。そして、棚橋は今年の1月4日に東京ドームでオカダに敗れた。その時点で何かもう棚橋の時代は終わってしまったのかなと感じました。今年1年の、いるのかいないのかわからない彼の活躍具合を見てもそうですし、彼を追いかけてきた人間としては非常に寂しく思いますね。なので東京ドームで憧れの選手と闘えるという嬉しさの反面、実際に本人を見てみたらかつての憧れは全く輝いてなかったので非常に寂しい思いはありますけど。まあでも今のプロレス界で1番神ってるおいしい相手が僕ですから、挑戦先の目の付け所はいいなと思いましたね。だからこそ東京ドームという大きな舞台で、最後のトドメをさしてやろうかなと思っています。憧れていた存在だからこそ僕の手でトドメをさしてやりたいし、おそらく棚橋もそれを望んでいるんじゃないかと、そう思っていますよ。 内藤哲也 ——2015年に3人でL・I・Jが始まり、今年はSANADA選手、そして髙橋ヒロム選手が加わりました。今後もパレハ(スペイン語で仲間)が増える可能性はありそうですか? どっちだと思いますか? もちろん増えるかもしれないですし、減るかもしれないです。こうやって「一体どうなるんだろう」と考える時間こそが、プロレスファンにとって1番楽しい時間であり、贅沢な時間だと思います。まあその時間を皆さん楽しんでください、答えはそのうち分かりますよ。その時までトランキーロ……(「落ち着いて、焦るな」のスペイン語)あっせんなよ。 かつて僕がまだくすぶっている時、中邑真輔に「内藤はプロレスしか見ないから視野が狭いんだ。」と言われたことがあるんですよ。僕は本当に趣味がプロレスなので、いろんなものに手を付けようという気がなくて、基本的に視野が狭いんですよ。ただ、プロレスを応援してくださる皆様に今、僕の発言や行動が届いている1番の要因は、僕のその視野の狭さだと思っています。元々プロレスが好きで、プロレスファンの心を今でも僕は持っているつもりなので。だからこそ、今これだけ皆様を楽しませることができているのかなあと思いますね。 ——2015年は急にロス・インゴベルナブレスになって帰ってきた内藤さんに対してのブーイングから始まり、それが2016年に大きな声援に変わり、今では一大ムーブメントとなって来年を迎えようとしていますが、1.4東京ドームからの2017年の展望などあれば教えてください。 僕はなかなか殻を破れずに、どうしたらこれ以上の場所へ行けるんだと悩んで悩んで、何かヒントを求めて2015年にメキシコに行って、そこでロス・インゴベルナブレスに加入して、それがきっかけで今これだけ景色が変わりました。僕はやっぱりメキシコのロス・インゴベルナブレスには感謝しかないので、僕がロス・インゴベルナブレスに恩返しができるとしたら、彼らが作った世界をより広く届けることだと思っています。今は新日本プロレスも徐々に海外進出していますし、新日本プロレスワールドでも全世界に配信をしているわけです。実際にアメリカやヨーロッパに行くとL•I•JのTシャツを身につけている人がいるんですよね。そういうのを見て、徐々にではあるけど広まってきている実感はあります。 内藤哲也 ——海外大会での反応も変わってきましたか? 全然違いますね。海外の大会って試合前にほぼ全選手参加のサイン会があるんですよ。L・I・Jができる前は、僕の前なんてほとんど人がいなくて誰も並ばない時間が続いていたんですけど、僕がロス・インゴベルナブレスをメキシコから持ち帰って、L・I・Jになり、IWGPを巻いた直後くらいからですかね。もう海外に行ってもサイン会の列が途切れない状況になったので、ロス・インゴベルナブレスがちょっとずつ世界に届き始めているんだなと感じています。 ——最後にQeticの読者、『みちくさボンバイエ』の読者にメッセージなど一言お願いします。 Qeticの読者の中にもプロレスを見たことがない人がたくさんいると思いますが、このコラムを読んでしまったこと、こうしてプロレスと出会ってしまったこと、これは全てデスティーノ……運命だと思います。1.4の東京ドーム大会は当日深夜に地上波放送もありますし、僕が自信を持ってお届けするこのプロレスの世界、そして我々ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの世界を、あなたの目で、あなたの耳で、ぜひ確認してください。
以上、今年の日本プロレス界最優秀選手、内藤哲也さんのインタビューでした。僕はプロレス人気が低迷している時代、プロレスの為に何か力になりたくてQeticという媒体でコラムを始めさせて頂いたので、プロレスをまだ知らない人へ向けた最後のコメントを頂き、すごく嬉しかったです。 インタビューの中にもありましたが、新日本プロレスの毎年恒例でもあり、国内最大の大会「1.4 東京ドーム」。2017年の新日本プロレスがどうなっていくのか、内藤哲也が棚橋弘至がオカダ・カズチカがケニー・オメガが、一体どんなスタートを切るのか、非常に見応え抜群の大会なのでぜひ皆さん足を運んでみてください。僕も会場にいますので見かけたら声かけてくださいね。

EVENT INFORMATION

戦国炎舞 -KIZNA- Presents WRESTLE KINGDOM 11in 東京ドーム

2017.01.04(水) OPEN 15:30/START 17:00 東京ドーム 対戦カードなど詳しい情報はこちら
次回のみちくさボンバイエもお楽しみに、それでは。 内藤哲也

ボンバイエインタビューVol.3/内藤哲也

【大会レポ】全日本プロレス 11.27両国国技館

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【大会レポ】全日本プロレス 11.27両国国技館
先日、両国国技館で行われた全日本プロレスの大会に行ってきました。約6時間にも及ぶ大きな大会だったんですが、本当に全カード素晴らしい試合! 今の全日本プロレスは若手が急激に伸びているし、大御所がしっかり存在感を出しているし、ものすごく見応えありますね。そしてこの大会は、なんと我らがドリー・ファンクJr.パイセンも出場されたのです! ドリー・ファンクJr.パイセンが入場された時は、一瞬思わず立ち上がってしまいました。試合がすごく多いのでいくつかピックアップしてのレポートになりますが、今回は全日の両国大会レポートでボンバイエしたいと思います! それではいってみましょう!

開始前 スルースキルズパフォーマンス

【大会レポ】全日本プロレス 11.27両国国技館 ロンブーの田村淳さんがプロデュースの「罵っていいアイドル スルースキルズ」。全日本プロレスの応援大使として、よく大会前にパフォーマンスを盛り上げてくれています。僕も全日の大会で初めて見たのですが、今ではスルスキのパフォーマンスが無いと物足りなく感じてしまうようになりました。あと、パフォーマンスももちろん素晴らしいですが、セカンドロープやトップロープに登ってる彼女たちが羨ましくて羨ましくて(笑)、僕もいつか登ってみたい……。 全日本プロレス 11.27両国国技館

第2試合 スペシャル6人タッグマッチ

SUSHI、菊地毅、井上雅央vs 梶トマト、田村和宏、佐野直

SUSHIと梶トマトの入場パフォーマンスでは、スルースキルズも一緒にダンスを披露しました。僕がすごくおもしろかったのが、SUSHI選手のパフォーマンスで場所取りすぎて、大先輩の菊池さんと井上雅央さんがリングに入れなくなっていたこと。大先輩もタジタジでした。 全日本プロレス 11.27両国国技館 それにしても菊池さんの鬼気迫る表情はすごいですね!僕は子供の頃から菊池さんの試合を見ていますが、気迫は昔の何倍にもなっている気がします。 全日本プロレス 11.27両国国技館 全日本プロレス 11.27両国国技館 試合は田村和宏選手がミノルスペシャルでSUSHI選手から勝利。序盤から盛り上がったタッグマッチとなりました。

第4試合 スペシャル8人タッグマッチ

ドリー・ファンクJr.、チャボゲレロ、ウルティモドラゴン、TAJIRIvsザ・グレート・カブキ、西村修、吉江豊、木髙イサミ

【大会レポ】全日本プロレス 11.27両国国技館 大御所レスラーのオールスター戦となったこの試合、昭和からのプロレスファンにはたまらないメンツですよね。次々と大御所たちが入場していき、カブキさんのヌンチャクパフォーマンスが終わっていよいよ……。 【大会レポ】全日本プロレス 11.27両国国技館 きました!! ドリー・ファンクJr.パイセンきました!! 御歳75歳のドリーパイセンはテーマ曲も昔と変わらずかっこいいし、リングに上がっても鞭を振り回す姿が素敵でした。しかし、みんなドリーパイセンに対しても容赦なく攻撃を仕掛けていきます。カブキさんはおもいきりアッパーブローを打ち込むし、西村修さんもドリー・ファンクJr.の十八番「スピニングトーホールド」をかけていったし、僕は本当にこの瞬間を見れて感無量でした。試合はドリーパイセンが一瞬の隙を見て西村修を首固めに丸め込み、スリーカウント。さすがの展開でした! 【大会レポ】全日本プロレス 11.27両国国技館 【大会レポ】全日本プロレス 11.27両国国技館

第6試合 スペシャルタッグマッチ

秋山準、ケンドー・カシン vs 大森隆男、征矢学

こちらもテンション上がらずにはいられない組合せのタッグマッチ。常に不穏な空気を醸し出している秋山準社長とカシンのタッグ vs 先日の世界最強タッグで見事に優勝した大森隆男と征矢学のタッグ「GET WILD」の復活試合でした。 【大会レポ】全日本プロレス 11.27両国国技館 【大会レポ】全日本プロレス 11.27両国国技館 試合は秋山・大森・征矢の3人に関してはバチバチの肉弾戦、そこにテクニシャンのカシンがいつもの様に相手のペースを抜群のセンスで乱していってました。GET WILDのペースになろうとしたその時、カシンが場外から椅子を持ってきて征矢を一撃。すぐにその椅子を大森にパスしてあたかも大森が殴ったかの様に見せかけ、相手の仲間割れを誘って秋山・カシン組が一気に試合を決めました。誤解したままの征矢は試合後も大森に攻撃を加え、乱闘に。やっぱり相手を翻弄するこの辺のテクニックは、昔からカシンの十八番ですね。さすがのひと言でした。 【大会レポ】全日本プロレス 11.27両国国技館

【大会レポ】全日本プロレス 11.27両国国技館

実力派且つ巧みなヒールテクニックの名タッグ「タカタイチ」

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みなさんこんにちは! 今年も年明けからどのプロレス団体も盛り上がってますね。僕もいろんな団体での事件やトピックスなどを追いかけるのに大忙しです(笑)。ところで、昨年最後のプロレス観戦はTAKAみちのく選手とタイチ選手が主催している<TAKA&タイチ興行 三周年記念大会>に行ってきました。鈴木軍メンバーを中心に、ヨシタツや葛西純、梶トマトなど第1試合からメインまで超豪華で見応えのある、本当に素晴らしい大会だったんです。おかげさまで僕の2016年も大満足で締めることができました。また次回のTAKA&タイチ興行に期待!! (試合カードと結果はコチラ) タカタイチの2人が所属する「鈴木軍」は1月5日の<新日本プロレス>の大会に乗り込み、年初めから大波乱の面白い展開を予感させてくれました。これは今年もタカタイチ&鈴木軍から目が離せません! ということで、今日はTAKA&タイチ興行を振り返りつつ、TAKAみちのくさんとタイチさんでボンバイエしたいと思います。

TAKAみちのく

まずはTAKAみちのく選手、今回のTAKA&タイチ興行ではヨシタツ選手と対決しました。 惜しくも試合には負けてしまいましたが、両者一歩も引かない熱い攻防。TAKAさん独特のスピード感あるプロレスでしたし、僕が大好きな「ジャストフェイスロック(写真中央)」も出たし、やっぱりTAKAさんは技も試合運びもすごくテクニシャンでした。僕がTAKAみちのくさんを知った頃はみちのくプロレスという団体にいらっしゃったんですが、その後メキシコやアメリカのWWF(現:WWE)で成功されて、現在はKAIENTAI DOJOのレスラー兼代表として、そして鈴木軍のメンバーとして、様々な団体で大活躍されています。レスラーとしての実力はもちろんのこと、レフェリーの目を盗んだ巧みな反則攻撃やセコンド時の絶妙なサポートなど、いつでもどんな時でも抜群のテクニックを魅せてくれます。 この日も試合終了後、ヨシタツ選手の握手に応じるかと思いきや目潰し攻撃。痛みでうずくまるヨシタツ選手を尻目に見つつ退場するという、最後までTAKAみちのく節が炸裂しました。 それでは、TAKAさんが鈴木軍のボス鈴木みのる選手と対決した貴重な試合がありましたのでそちらをご覧頂きたいと思います。なんと解説がTAKAみちのくさんご本人! これは嬉しいですね!

鈴木みのる VS TAKAみちのく

TAKAさんの試合は、鈴木軍が新日本に乗り込んでくれたことでこれから新日マットでも見れますし、TAKAさんが代表を務めるKAIENTAI DOJOも沢山の大会が予定されています。ぜひ会場へ足を運んでみてくださいね。詳しくはHPの大会日程をチェック! KAIENTAI DOJO公式HP

実力派且つ巧みなヒールテクニックの名タッグ「タカタイチ」

【大会レポ】新日本プロレス 1.4 東京ドーム

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新日本プロレス 1.4 東京ドーム
みなさんこんにちは! 前回のコラムでも書かせて頂きました通り、今年は去年以上に各団体が年明けから盛り上がりを見せていますね! 僕の今年最初のプロレス観戦は新日本プロレスの1月4日東京ドーム大会でした。ご存知の方も多いかと思いますが、新日本プロレスは1月4日、1月5日の両日共に名勝負や事件が盛りだくさんでしたね。今回はその両日のトピックスを皆さんといくつか振り返りつつ、今年の新日本プロレスのこれからについて語れればと思います。

2017年1月4日(水)東京ドーム大会

毎年恒例の<新日本プロレス1.4 東京ドーム大会>。国内最大のプロレス大会なだけあって、毎年その時の新日本プロレスを代表する豪華カードが目白押し。年中この大会を待ちわびてるプロレスファンも多いのではないでしょうか? 以前のコラムにも書きましたが「1.4?」と聞かれると無意識に「東京ドーム」と答えてしまうのもプロレスファンあるあるですよね。それでは僕が気になった試合をいくつか振り返っていきたいと思います。

第0試合 バトルロイヤル

毎年この試合が楽しみで、僕は必ず開場時間から会場に入る様にしてるんです。昭和からのプロレスファンがとてもテンション上がる豪華な選手が、毎年たくさん出場してくれている名物バトルロイヤル。去年も桜庭和志とグレートカブキが組み合う姿に感動したのを覚えています。今年も僕のテンションをMAXまで上げてくれる見事な顔ぶれでした。 まず僕が感動したのはエルガン選手。怪我で欠場していたエルガン選手が突然登場してくれて本当に嬉しかったです。今年もどんどん活躍してほしいですね。その後も続々と豪華選手が登場してくる中、久しぶりすぎる入場テーマが……そうです! ノートン!! あのスコット・ノートンが帰ってきてくれました!! もうあまりの喜びのあまり立ち上がるお客さんがたくさん!僕も思わず「おぉぉぉーーーっ!」と叫んでしまいました。ここで実現したのが天山広吉、ヒロ斎藤、スコット・ノートンの元TEAM 2000メンバーによる連携技。翌日の後楽園大会ではこれに更に小島聡が加わってTEAM 2000復活を成し遂げてましたね。蝶野正洋総帥無しでも涙ものでしたが、これにあと蝶野正洋総帥が加われば完全に号泣ものでした。約25分の間にたくさんの感動を味わいつつ、恒例の第0試合が終了。マイケル・エルガン選手の勝利となりました。

第7試合 IWGP Jr.ヘビー級選手権試合 KUSHIDA vs 髙橋ヒロム

海外遠征から帰ってきた髙橋ヒロム選手が帰国早々に内藤哲也率いるユニット「LOS INGOBERNABRES de JAPON」に加入し、そして初のタイトルマッチということでかなり注目を集めていたこの試合。いきなりのヒロム選手の奇襲で幕をあけました。試合はというと両者一歩も引かないながらも、ヒロム選手の攻撃を要所要所でKUSHIDA選手が確実に返していて、わずかにKUSHIDA選手のペースになっている印象を受けました。 しかし、KUSHIDA選手の必殺技ホバードロックを執拗にかけていくも決してギブアップをしないヒロム選手。最後は一気に形勢逆転して必殺技「TIME BOMB」で勝利し、新しいIWGPジュニアヘビー級のチャンピオンとなりました。やはりヒロム選手は新日本のジュニアを引っ張っていけるほど大物になって帰ってきましたね。同じユニットのBUSHI選手と組めばロスインゴでジュニアタッグにも挑戦できるようになったので、今年のヒロム選手が本当に楽しみになった試合でした。

【大会レポ】新日本プロレス 1.4 東京ドーム

Blue Fieldで繰り広げられる熱い闘い、KAIENTAI DOJO

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みなさんこんにちは! 先日1月29日にKAIENTAI DOJOの大会にお邪魔してきました。KAIENTAI DOJOといえば、あのTAKAみちのくさんが代表を務め、千葉を本拠地とする団体。2000年にTAKAさんがプエルトリコで設立して、もう17年になるんですね。個性豊かな実力派レスラーが揃っていて、大会は毎回すごく盛り上がっています。TAKAさんも鈴木軍の時とまた一味違ったプロレスをされていて、こちらも見所の1つだと思います。という事で、今回は先日の大会を振り返りつつ、KAIENTAI DOJOでボンバイエしたいと思います。 実はKAIENTAI DOJOの公式ホームページでは、各選手の十八番の技が動画で観れるようになっているんです。各試合ごとに気になった選手、活躍していた選手の必殺技を中心にご紹介していきます! KAIENTAI DOJO公式ホームページはこちら!

第1試合 旭志織、遊馬、テイラー・アダムス vs 柏大五郎、GO浅川、マリーンズマスク

ニュージーランドから留学参戦していたテイラー・アダムスの帰国前ラストマッチとなったこの試合。試合開始早々は遊馬選手とセコンドの梶トマト選手が笑いをとって会場を盛り上げつつ、一時は相手チームに試合のペースを持っていかれていましたが、最後はテイラー・アダムス選手が長い脚を活かした得意の足四の字固めで粘り強く攻めて勝利。留学最後の試合を勝利で飾ることができました。この試合で相手チームに傾いた流れを一気に変えるきっかけになったのが、インディJr.王者の旭選手。いつもながらの卓越したテクニックで試合の流れを引き寄せて、しっかりとテイラー・アダムスの足四の字固めへとつないでました。それでは、僕も大好きな旭選手の必殺技「阿吽」をご覧ください。

旭志織/阿吽

そして、この試合はもう1つニュースが! なんと先日全日本プロレスを退団したSUSHI選手が試合後のリングに登場。2月26日のTKPガーデンシティ千葉大会でのタイトルマッチが決定しました!実はこの日、僕が会場に向かうタクシーの中で運転手さんが「頭にお寿司をのせたマスクマンを同じ目的地まで乗せた」と言ってて。こういう事だったのかと納得しました(笑)。

第2試合 バンビ vs ERINA

何度も何度も闘っているこの2人。今日も圧倒的な実力を持つ女王バンビ様は健在でした。しかし、やられてもやられても諦めず立ち向かっていくERINA選手。まだまだ力でもテクニックでもバンビさんの方が優っていると思いますが、いつかERINAさんにはバンビ超えを果たしてほしいですね。やはりバンビさん得意の「スタンディング・シャイニングウィザード」で試合が決まったのですが、その必殺技を動画でご覧ください。

バンビ/スタンディング・シャイニング・ウィザード

第3試合 滝澤大志・洞口義浩 vs タンク永井・十嶋くにお

タンク&十嶋チームの奇襲に始まり、試合開始早々から終始タンク&十嶋チームのペースで試合が進んでいきました。個々の実力もある中で抜群のコンビネーションも兼ね備えているタンク&十嶋チームに対し、滝澤&洞口の2人は思ったように闘わせてもらえない印象でした。しかし、そこで大活躍をしたのが滝澤選手。WWEのマットでも経験を積んだ確かな実力と大きな体格を活かし、大逆転のあと一気に十八番の「高飛車」でフィニッシュまで持っていきました。高飛車ではないですが、同じく滝澤選手十八番のダブルチョップの動画をご覧ください。相手の選手も吹っ飛ぶこの威力!!

滝澤大志/ダブルチョップ

第4試合 梶トマト vs 冨永真一郎

みんなで踊ろう♪トマトダンス

なんなんでしょう、言葉では説明しきれないトマトダンスの魅力(笑)。梶トマト選手が入場の時に踊るトマトダンスはKAIENTAI DOJOのリングはもちろん、NOAHや全日本のマットに上がった時も一瞬にしてお客さんをハッピートマトの世界へ引き込み、毎回すごい盛り上がりを見せるんです。僕もみんなも梶選手が入場するだけで、とにかくテンション上がって嬉しくなります。試合見に行った帰り道でよく口ずさんでしまうんです(笑)。 試合はというと、両者一歩も引かない闘いでしたが、やはり梶選手持ち前のスピードが活きてきてハッピーに勝利となりました。入場はハッピーですがファイトは激しい梶トマト選手の必殺技「レッドアイ」をご覧ください。

梶トマト/レッドアイ

Blue Fieldで繰り広げられる熱い闘い、KAIENTAI DOJO

ボンバイエインタビューVol.1/中邑真輔

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突然ですが、みなさんYeaOh!!! 先日、アメリカの中邑真輔選手に合同電話インタビューする機会がありましたので、今回のみちくさボンバイエはそのインタビュー内容をまとめてお届けしたいと思います。中邑選手とはずっと話してみたいと思ってたので、みちくさボンバイエやってて良かったっす! ということで、ここからはよくあるインタビュー記事っぽくなりますYeaOh!!!

Interview:中邑真輔

ーー日常の意識やトレーニングなどの中で、中邑選手自体がWWEに入って変わった事ってありますか? 基本的にはその土地の生活スタイルに合わせる様にはしていますが、自分のスタイルが確立されているので実際特に変化した事はあまりなくて、今までの中邑真輔のままでいますね。こちらでのパフォーマンスの反応で言うと、僕の事を以前から知ってる人もいますが、これから知ってくれる人たちの中でもしっかりと中邑真輔のスタイルを確立していかないといけないとは思ってます。そう言った意味では、今の時代は簡単にアーカイブを見ることができる環境なのでやりやすいかもしれないですね。 ーーWWE入団会見の時に目標は入ってから決めるとおっしゃってましたが、何か見つかりましたか? 特に大きな目標はないんですが、今はアメリカの生活に合わせて自分をセットアップすることだと思ってます。自分が試合をしやすい環境にはなってると思うので、1つ1つの試合中・試合後の分析や意識の中で細かい空気感を掴んでいきたいなと。 中邑真輔 ーーWWEに入って良かったと思いますか? 実際にリングに上がってみての感触なども教えてください。 周りの環境がガラリと変わってとても良かったです。基本的に自分がやってる事は変わらないし、会社から自分を変えずに今のままの中邑真輔を意識する様に言われるんですが、それをお客さん達にわかってもらう為にどうやり続けるかなど、とても勉強になります。テイリー・テイラー自身の考え方を聞くのは非常に興味深いですね。よりクラシックなアメリカンプロレスの基本に触れられるので。ちなみに、名前を変えるかどうかの相談はありましたが、頑なに中邑真輔が良いと言いました。 こちらでの感触としては、新日本プロレスと世界各国でやってきた事がもちろん評価されているのと、経験を積んで培ってきた対応力を活かして好スタートをきれているのではないかと思います。試合の感想で言うと、サモア・ジョーとは10年以上交流がありますが対戦したのは初めてでした。格闘技的な動きができる数少ない選手なので、今後の攻防も楽しみです。こちらに来てフィン・ベイラー(新日本時代はプリンス・デヴィット)とタッグを組むことが多いですが、彼は入場が長くて。先に入場した時はものすごく待たないといけないので疲れます(笑)。 ーーWWEデビュー時にテーマ曲が変わって、iTunesのサントラ部門で1位になってましたね。 新しいテーマ曲は作曲者と長い時間をかけて作りあげたのでとても納得しています。僕の意向がとても反映されていて、最終的には初めと全然違った曲になりました。 中邑真輔 次ページ:同じスタイルの中で中邑がどう変わったのか、その違いを楽しんでほしいですね

※このコンテンツは「Qetic - qetic.jp」で公開されている記事のフィードです。
オリジナル記事: ボンバイエインタビューVol.1/中邑真輔

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大会レポ/新日本プロレス 6.3後楽園ホール

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みなさんこんにちは! みちくさボンバイエ、久々の大会レポをしたいと思います。というのも、先日行ってきた新日の6.3後楽園ホールがすごく良い大会だったんです! 思わず何度も立ち上がってしまい、隣の席のお子さんを驚かせてしまいました……。ドームみたいな会場も大規模な演出があって面白いですが、後楽園ホールみたいな会場だと、リングと花道がとても近くて良いですね。盛り上がりがギュッと濃縮される感じがします。

試合前

大会レポ/新日本プロレス 6.3後楽園ホール 僕は田口隆祐のユーモアが大好きなんですが、今回も試合前からやってくれました。試合観戦マナー映像で、映画館でよくある「NO MORE 映画泥棒」風に田口がダンス。試合前から会場が笑いに包まれました。まさにオーマイ&ガーファンクル!!

第1試合(天山広吉、、リコシェ、ボラドール・ジュニア vs 石井智宏、バレッタ、ウィル・オスプレイ)

大会レポ/新日本プロレス 6.3後楽園ホール 最近のジュニアヘビーの選手は、ヘビー級のレスラーと闘っても全く引けを取らない選手が多いですね。空中殺法もどんどん進化をしていますが、相変わらずリコシェは特に輝いていて、ノータッチの空中殺法を華やかに魅せつけてました。あとは天山、歳とらないですね!「シュシュシュッ!」って言いながらのモンゴリアンチョップは子供の頃いつも真似をしていましたが、全然キレを失わず今回も相手を追い込んでました。

試合はボラドールが相手を丸め込もうとした所をバレッタが返して、そのままエビ固めが決まってしまい石井組の勝利。

第2試合(永田裕志、中西学、獣神サンダー・ライガー、タイガーマスク vs 柴田勝頼、ジュース・ロビンソン、ジェイ・ホワイト、ボビー・フィッシュ)

大会レポ/新日本プロレス 6.3後楽園ホール 試合の内容はひとまず置いといて、僕は憧れのライガーとタイガーマスクがリングに一緒にいるのを見るだけで泣きそうになりました。ライガーは自身のレスラー生活の最終章を宣言していましたが、天山、永田、中西も同様にこの世代にはまだまだ頑張って頂きたい!!あとは、先日ベルトを獲った永田と奪われた柴田は、やはりお互い闘争心むき出しでした。試合後も収まりきれず周囲が止めるのを振り切って何度も大乱闘となってしまいました。柴田のリベンジなるか、永田が返り討ちにするのか、6月19日、大阪城ホール大会での再戦が楽しみです! 試合は永田十八番のバックドロップホールドで、ジェイ・ホワイトから勝利。

第3試合(デビッド・フィンレー vs カイル・オライリー) 第4試合(ロッキー・ロメロvs外道)

2試合続けてBEST OF THE SUPER Jr.の公式戦でした。オライリーとロメロがそれぞれ実力を魅せつけての勝利となりました。が、個人的には外道さんに勝ってほしかった!! けっこう追い込んでたんですけどね……。兄弟分の邪道からTwitterで「ロメロが勝つだろ」「頑張れロッキー」「兄弟のセコンドが誰もいない」と言われ続けてただけに、勝ってほしかった! でも、外道さんのレインメイカーポーズはこの日一番盛り上がった……かも?? 最近、またジュニアヘビーのレベルが一気に上がってきたので今後も楽しみですね。 次ページ:エルガンがオメガに挑戦表明!?

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日本のプロレス界が生んだエメラルドグリーンの英雄、三沢光晴

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みなさんこんにちは! 最近インタビューや大会レポが続いていたので、久々に通常コラムを更新したいと思います! というのも、6月12日のノアの後楽園ホール大会にて三沢光晴追悼セレモニーが行われまして、僕はその時から三沢選手について書きたくて書きたくてしょうがなくなってました。 僕は青春時代、月曜の学校が終わると一目散に家に帰って、前日の夜に録画予約した全日本プロレスの番組(昔は全日もテレビでやってたんです。)を見てはテレビの前で興奮してひたすら叫んでいました。今の全日本プロレスもとてもおもしろいですが、その頃もすごかったんです。馬場やハンセンの世代に続き、三沢・小橋・川田・田上の四天王やウィリアムズ・エースが絶対的な存在感を示し、さらに秋山や大森のような次世代のエースが負けずに喰らいついていました。すべての技がデンジャラスと言っても過言ではないほど、全試合が本気中の本気の闘い。どれだけ熱かったか、まずはこちらの動画をご覧ください。 All japan finish move collection
ね? ね? すごいでしょ、本気でしょ。あまりに叫んで感動して、時にはテレビの前で泣いていたのが僕の青春時代でした。 さて、本題の三沢の話に移りたいと思います。前述の通り三沢の試合には全てドラマがあり、全ての試合が名勝負でした。誰との試合を紹介するか決めきれないので、三沢が当時毎回のように名勝負を繰り広げていたライバル達、小橋・川田・ウィリアムズのとの試合をもう一気に続けてご紹介しましょう!どうぞご覧ください!! Mitsuharu Misawa vs Kenta Kobashi (21.10.1997)
三沢 vs 川田 1999.7.23 三冠戦
Mitsuharu Misawa vs Steve Williams (28.07.1994)
やばい! 自分で紹介しながら泣きそう!!! 2002年、団体の垣根を越えて蝶野と三沢の闘いが実現しました。これは僕にとって本当にすごい事でした。ポールマッカートニーとミックジャガーが一緒にライブするくらいの衝撃。そして、その翌年、今度はノアの大会で三沢と蝶野のタッグまで実現しました。衝撃に次ぐ衝撃、ぜひご覧ください。やっぱ団体の垣根を越えた大会はテンションが上がりますね。最近も時々やっていますがもっと積極的にやってくれると嬉しいです。 NJPW Masahiro Chono vs Mitsuharu Misawa 02.05.02
NOAH Mitsuharu Misawa, Masahiro Chono vs Kenta Kobashi, Akira Taue 10.01.03
いかがでしたでしょうか。僕、コラムを書きながら紹介する動画は全部見ているのですが、動画を見ながらエキサイトしすぎてそろそろ疲れてきました……。コラムを書きながらこんなに体力を消耗したのは初めてです。言うの忘れてたんですが、三沢光晴は二代目タイガーマスクなんです。僕が一番欲しいタイガーマスクが三沢がつけていたものでした。最後に三沢がタイガーマスク時代に闘った長州との一戦をご覧頂きたいと思います。次回のみちくさボンバイエもお楽しみに、それでは。 1986 長州力 vs 2代目タイガーマスク(三沢光晴)

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世界一性格の悪い男、鈴木みのる

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いやー夏ですね、今年もプロレスの季節がやってきましたね!夏は各団体大きな大会が目白押しで、ファンとしては大忙しの季節になってきました。ということで先日、鈴木軍の大会<We are SUZUKIGUN>に行ってきました! 2011年に鈴木みのるを中心に結成された鈴木軍は多くのスター選手を巻き込みながら勢力を拡大。あらゆる団体を横断し、今では主にNOAHを戦場として猛威をふるっています。特定の団体のみに属していないので、鈴木軍の大会は各団体のオールスター大会みたいになるんです! これは迷わず行くでしょう!! みなさんもぜひ次回行ってみてくださいね。 そういうわけで今回は鈴木みのるでボンバイエしたいと思います。総合格闘技にも積極的に参加をしていた鈴木は、試合運びも繰り出す技もとてもテクニックのある実力者。しかし、そのヒールさゆえに付いた名前は「世界一性格の悪い男」。インタビューとかマイクパフォーマンスを聞いてると、本当に性格が悪くてかっこいいんですよね。あらゆる選手を挑発し、その確かな実力で抗争を繰り返してきました。まずご紹介したいのは鈴木のテクニックが伝わりやすいと思ったTAKAみちのくとの試合。どうぞ期待してご覧ください。 鈴木みのるVSTAKAみちのく
最後の「ゴッチ式パイルドライバー」の破壊力すごかったですよね。鈴木の師は「プロレスの神様」と呼ばれるカール・ゴッチ。ゴッチ直伝の闘いのスタイル、テクニックはしっかりと鈴木に受け継がれていて、鈴木の必殺技「ゴッチ式パイルドライバー」の破壊力は見ていてもその凄まじさがわかるほどです。次にご覧頂きたいのは2005年に行われた小橋建太とのタイトル戦。真面目なプロレス一筋で栄光を掴んだ小橋とヒールに染まった鈴木の対戦がとてもおもしろかった一戦です。パワーの小橋vsテクニックの鈴木といった試合でした。 NOAH Kenta Kobashi vs Minoru Suzuki 01.08.05
鈴木みのるは昔、組長こと藤原喜明が率いる藤原組に所属していました。そんな師弟関係にある藤原と鈴木が2006年にタッグを組んだことがありました。みんなテクニシャン&健介以外はヒールキャラというとてもレアなタッグマッチでした。試合には負けましたが藤原・鈴木組の一方的な試合展開! BML - Kensuke Sasaki & Kazunari Murakami vs Minoru Suzuki & Yoshiaki Fujiwara
いかがでしたでしょうか。グレートムタや蝶野、最近で言うと内藤哲也もそうなんですが、ただヒールなだけでなくしっかりと実力を兼ね備えているからこそ、よりかっこよく見えてきますよね。それでは最後に、今まさに抗争を繰り広げています鈴木みのると潮崎豪の試合をご覧頂きたいと思います。金丸が潮崎を裏切って鈴木軍に入った衝撃的な試合でした。 今年はこれからがプロレスの季節!!熱いレポートをたくさんしていきますね。ぜひ会場でもお会いしましょう。次回のみちくさボンバイエもお楽しみに、それでは。 Go Shiozaki vs Minoru Suzuki NOAH

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【大会レポ】WWE Live Japan 7.1/7.2 両国国技館

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先日、本場アメリカから世界最高峰のスポーツエンターテインメントWWEの大会が、昨年に引き続き日本で開催されました。そこで、今回のみちくさボンバイエはその大会レポを行いたいと思います! やっぱりWWEは何度見てもワクワクしますね。日本にいる外国人レスラーを見るととても大きく感じますが、WWEのスーパースターはみんなそのサイズ! さすが本場なだけはありました。そして、今年に入ってWWEに拠点を移した中邑真輔、AJスタイルズ、カール・アンダーソン、ルーク・ギャローズ(日本時代はドク・ギャローズ)を久々に見れるのもすごく楽しみでした。 前段はさておき、いくつかおもしろかった試合をピックアップしてご紹介したいと思います。それではいってみましょう!

◆7.1 第1試合 WWEタッグ王座フェイタル4ウェイ戦 ニュー・デイ vs ウーソズ vs ボードビレインズ vs ルーク・ギャローズ&カール・アンダーソン ◆7.2 第5試合 ジョン・シナ&ウーソズ vs THE CLUB

WWE 初日の第1試合からいきなりきました、ギャローズ&アンダーソンの2人。日本ではバレットクラブで抜群のコンビネーションを見せていただけに期待大ですね。観客席からも「おかえり」の声が多く聞こえ、いきなり大盛り上がりでした。4ウェイ戦だったのですが、WWEで大人気の他の名タッグチームの中でしっかりと存在感を残していました。贅沢すぎる第1試合、結果は王者ニュー・デイの2人が勝利。ニュー・デイほんと強かった。 WWE WWE そして初日はシングルで、2日目はアンダーソン&ギャローズとの3人タッグで我らがAJスタイルズも登場。日本でのバレットクラブ再現ともなるこの3人のタッグ「THE CLUB」が登場した時はしばらく歓声が鳴り止みませんでした。それにしてもAJスタイルズの日本での人気は健在!! リング上で超売れっ子のジョン・シナ&ウーソズと歓声の大きさを競いあって圧勝するほど、AJが両手を挙げると場内が轟くほどの大歓声が毎回あがりました。しかし、試合はジョン・シナ&ウソーズの勝利。ジョン・シナはあのごついマッチョな体格でとてもパワフルなのに、動きが本当に速いですね。身体能力の高さを再確認できました。 WWE

◆7.1 第4試合 NXT女子王座戦 アスカ vs ナタリヤ ◆7.2 第4試合 NXT女子王座戦 アスカ vs ベッキー・リンチ

WWE 昨年からWWEのマットに参戦しているアスカ、無敗のままチャンピオンになってそのまま大進撃を続けていますが、すっかりチャンピオンの風格が出てきましたね。登場からとてもかっこいいし、試合運びもとても安定していました。そして着物風コスチュームの華やかな色使いのセンス、素晴らしいですね。今のアスカは、なかなかアメリカ進出できていない日本人女子レスラーの道標となっている気がしました。試合も順調に両日とも勝利。まだまだ今後の爆進が楽しみな選手ですね。

◆7.1 第6試合 WWE女子王座戦 シャーロット vs ベッキー・リンチ

WWE そして僕がもう一人驚かされたディーバがシャーロット。さすがWWEの女子王者といった技の完成度と試合内容でした。そう、何を隠そう武藤敬司も「自身のプロレスのベース」と話すあの大御所リック・フレアーの娘さんなのです! それを聞くと178cmという体の大きさ、身体能力の高さ、戦いのセンス、全部納得いってしまいますよね。そして、必殺技がこれまた美しい。父親の必殺技「4の字固め」をアレンジした8の字固め。誰か、日本でもこの8の字固めやってほしい! そして僕もやってみたいから誰か練習相手になって! とにかく、早くまたシャーロットの試合が見たいと思いました。Wooooo!!(リック・フレアーの決め台詞) WWE 次ページ:この人の凱旋をどれだけのファンが待ち望んでいたことか!

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ボンバイエインタビューVol.2/道標明(田口隆祐)

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突然ですが、皆さん最近ギタってますか?? いや〜、今年も何かとギタる季節になってきましたね。僕はどうかって? 答えは……オー……マイ……アンド……ガーファンクル!! という事で、前段でだいぶお気づきかと思いますが、先日、田口隆祐が扮する苦節20年の演歌歌手、道標明(みちしるべあきら)さんにインタビューさせて頂きました。カードゲーム『キング オブ プロレスリング』のGM(ゼネラルマネージャー兼ギタリマスター)としても活躍中の道標さん。歌だけでなく作詞もご自身でこなすという多彩な才能に迫りました。僕と道標さんが机を挟んで並んだ時のシュールな違和感がハンパないですが、相変わらずユーモアたっぷりのご回答をどうぞご覧ください。

Interview:道標明(田口隆祐)

道標明 ——まずは、7月27日(水)のリリース、おめでとうございます。苦節20年の演歌道を歩んでこられて、この度リリースを迎えるにあたり率直な感想をお聞かせください。 ただのカラオケ好きがCDを出しちゃっていいのかなというのがまずは率直な感想ですね。僕って元々は歌がすごく苦手だったんです。プロレスの世界に入ってからは地方をまわっている際、よく先輩にスナックに連れて行かれてカラオケを歌わせられることが多かったんで、だんだん歌うことが好きになっていきました。若手の頃は坂口征二さんに「1曲ずつ歌え」と言われて、その時ちょうどヴィレッジ・シンガーズの偽物がワイドショーで話題になってて。それで“亜麻色の髪の乙女”を歌ってみたら評判が良かったんです。それをきっかけに歌が好きになって、よく1人カラオケによく行くようになりました(笑)。 ——今回はまさに田口さん節の作詞をご自身で担当されていますが、今回の歌詞への思いなどはありますか? もう詞を見て頂けるとわかるんですが、なんのこっちゃ分からない歌詞になっています(笑)。最近歳をとったせいもありまして、なかなか色々と思い出せなくなっているので、最後の一文に「思い出したい」という気持ちを込めました。そのひと言をただ伝えたかったというか、要するに物忘れが多い自分に対してしっかりしろ、という歌詞ですね。 道標明 ——初めてのレコーディグを終えていよいよリリースとなったわけですが、レコーディングで苦労したことやレコーディング秘話がありましたら教えてください。 はじめは完全に探り探りだったんですが、「とりあえず歌ってみましょう」と言われて歌って、じゃあ本番ってなったんです。苦労とか緊張とかする間もなく終わった感じでしたね。カラオケしに行った感じでリラックスして歌えました。 ——プロレスラーの先輩方の中にも歌がうまいと有名なキラー・カーンさんや木村健悟さんとか、歌がうまいかはわからないですが藤波辰巳さんなど、歌でデビューされている方が何人もいますが。道標明さんがアドバイスをもらったり目標とされる方はいらっしゃいますか? 特にアドバイスというのはなかったんですが、昔、木村健悟さんと食事に行った時に歌を聞かせて頂いたことがあるんですが、木村さんは抜群に上手かったですね。昔から地方のスナックで歌うことが多かったので、流行りの歌というよりは演歌を歌った方が盛り上がるし、自分も歌いやすかったので演歌ばかり歌っていたんです。それもあり、今回のデビュー曲「みちしるべ」もすごく歌いやすかったですね。 道標明 次ページ:小島聡さんはEXILEとかミスチルとか歌うんですよ、モテたいから(笑)。

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