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猛牛、天山広吉。

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みなさん、こんにちは!! 突然ですが、2ヶ月ほど前にTwitterをはじめました! (@dazeyfunkJr)コラムほどまとまっていない小さなことや、タイムリーな話題をつぶやいてますので、ぜひチェックしてみてくださいね。 さて、夏ということで新日本プロレスは<G1クライマックス>という毎年恒例のリーグ戦大会が約2ヶ月にわたって絶賛開催されていますが、今回出場している中で注目を集めているレスラーの1人が天山広吉。小島聡から出場権を譲ってもらっての出場となっていますが、毎試合小島選手がセコンドに付いてまだまだ若い者に負けてたまるかと、快進撃を続けていますね。そういうわけで今回のコラムは猛牛天山広吉でボンバイエしたいと思います。まずはせっかく<G1>の話題になったので、天山が<G1>で史上2人目となる連覇を達成した時の総集編動画をご覧ください。当時「新・闘魂三銃士」と呼ばれる棚橋、中邑、柴田を破って優勝しました。 G1 CLIMAX 2004 Highlight (天山広吉が新・三銃士3タテで優勝)
僕が天山と出会ったのはまだ僕が小学生の頃、その頃はまだ山本広吉というレスラーでした。たしか新日本プロレス若手の合宿の様子がテレビで放送されていて、まだ若手だった天山が宴会の席で、歌いながらおでこに爪楊枝を何本も刺して笑いをとっていたのを強烈に覚えています。その後、新日本プロレスの若手の大会<ヤングライオン杯>に優勝した天山は、海外に武者修行に行くことになりました。 2年後に凱旋帰国した天山は本当に強くて勢いがありました。その時新日を引っ張っていた蝶野・橋本・武藤らのトップレスラーと互角に闘い、凱旋からわずか1か月程度でIWGPのベルトに挑戦するまでに大きくなっていました。そして天山は、蝶野が結成したnWo JAPANの中心メンバーとして猛威をふるっていくことになります。今の新日では内藤哲也率いるロスインゴが勢いづいてますが、その頃のnWoはそれとは比べものにならないくらいの勢いで勢力を拡大していて、新日のリングでは完全に誰も手がつけられない状態になっていました。僕はその当時のnWo Tシャツを未だに大切に持ってます。せっかくなので蝶野らと一緒に猛威をふるっていた時の動画を2つ続けてご覧頂きましょう! NJPW GREATESTMOMENTS CHONO&HIRO&TENZANvsNAKANISHI&NAGATA& KASHIN
NJPW GREATESTMOMENTS CHONO&TENZANvsTANAHASHI&YOSHIE
そのnWoのメンバーの中で生まれたのが今でも名タッグとなっている天山広吉&小島聡の「テンコジ」タッグ。現在の絶妙なコンビネーションはこの頃から顕在でした。しかし、小島がまさかの全日本プロレスへの移籍が決まった上に、長い間タッグパートナーとなっていた蝶野とも確執が生まれることとなります。その後GBHという軍団を立ち上げて引っ張っていた天山ですが、内部分裂で追放され、そこで助けに入ってくれた飯塚高史からも試合中に裏切りにあい、天山は完全に居場所をなくしました。そんな時、突如新日のリングに現れて天山を助けてくれたのがあの小島聡でした。集団攻撃を受ける天山を助けた小島がマイクで言ったひと言「天山、待たせたな。」は、本当にかっこよくて涙が出そうになるくらい感動的な言葉でした。 それでは、試合後に小島聡が登場したその歴史的な飯塚との試合と、その後再結成されたテンコジタッグの試合を続けてご覧ください。 2008.07.08 TENZAN vs IIZUKA
NJPW GREATEST MOMENTS TENZAN&KOJIMAvsNAKAMURA&GOTO
いかがでしたでしょうか。日本のプロレス界全体が盛り上がっている今、タイムリーな試合ももちろんおもしろいですが、今回の天山のようにプロレスラーにはそれぞれのドラマがあります。たまには過去の試合を遡って見ていくのもとてもおもしろいと思いますよ。昭和のプロレス話をする時はぜひ僕のことも誘ってくださいね。次回のみちくさボンバイエもお楽しみに、それでは。

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全米の子供達が怖くてトイレに行けなくなったという伝説、ザ・グレート・カブキ

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グレート・ムタのコラムの時にも言いましたが、男はみんな子供の頃にお風呂で毒霧の練習したことあると思います! ちなみに僕は、今でもかなりの頻度でやってます。ということで、今日はグレート・ムタの父親で元祖毒霧使い、アメリカのプロレス界に「東洋の神秘」として衝撃をもたらしたザ・グレート・カブキでボンバイエしたいと思います。やっぱり毒霧見るとテンション上がりますね! カブキさんは元々ヒールキャラのレスラーではなかったのですが、アメリカ遠征中に般若面や顔面ペイント、ヌンチャク、毒霧などのヒールスタイルで、チャンピオンにもなって一気にブレイクしました。日本に帰国した時の試合にはなりますが、当時の衝撃的な入場シーンを見れる試合動画がありましたのでまずはそちらをご覧ください。 ザ・グレート・カブキ vs 鶴見五郎 ね、ね、衝撃のビジュアルでしょ!? これは「全米の子供がカブキを見てトイレに行けなくなった」という伝説もうなずけますよね。アメリカでブレイクした後、帰国したカブキは全日本プロレスに所属。僕は幼少すぎてリアルタイムで見ることはできなかったのですが、ジャイアント馬場やジャンボ鶴田と並ぶ人気レスラーになりました。それでは当時の2代目タイガーマスク(三沢光晴)との試合と、ついでに10年後に行われた初代タイガーマスク(佐山聡)とのスター同士の闘いをご覧頂きましょう!
 Tiger Mask II vs Great Kabuki (31.07.1986) 初代タイガーマスク vs ザ・グレート・カブキ(大阪) その後、武藤敬司がアメリカに行くことになったのですが「カブキの息子」という設定でグレート・ムタとしてデビューすることになります。実は、本当に貴重なムタのアメリカデビューの動画を発見しましたので、迷わずここで紹介したいと思います。これを見つけた僕は超ファインプレー! 18-3-1989:The Great Muta's NWA/WCW debut 僕がプロレスにはまった小学生の頃、カブキは新日本プロレスで越中詩郎率いる平成維震軍に所属してました。当時の平成維新軍は長州率いる昭和維新軍や、武藤・蝶野・橋本の闘魂三銃士をはじめとする新日本隊と激闘を繰り広げていて、その攻防はいつも目が離せないものとなっていました。それでは、闘魂三銃士vs平成維震軍のダイジェスト動画をご覧頂きたいと思います。みんな贅沢な大技をたくさん出してくれて、見ててワクワクする試合です。 ザ・グレート・カブキ 毒霧動画はこちら! いかがでしたでしょうか? カブキさんがはじめた「毒霧」は、その後新日本マットで言うとグレート・ムタ、TAJIRIなどに受け継がれ、今では新日本プロレスで猛威をふるっているロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンのBUSHIの十八番となっていますよね。それを考えると、今でも多大な影響を与えているカブキさんは、やっぱり偉大なレスラーだと思います。(毒霧以外にもカブキさんのプロレスはもちろん後世に影響を与えていますが。)皆さんも子供の頃を思い出して、またお風呂場で毒霧の練習を再開しましょう! 余談ではありますが、カブキさんは引退後「かぶき・うぃず・ふぁみりぃ」という飲食店を立ち上げ、ご本人自らお店に立ってらっしゃいます。プロレスの裏話も色々聞かせてもらえるので、行かれたことがない方はぜひ行かれる事をお勧めします! あのカブキさんに会えますよ! お店の情報はこちら 次回のみちくさボンバイエもお楽しみに、それでは。

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世界レベルで有名なプロレス界の兄弟たち

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みなさんこんにちは! もうすぐ夏も終わりそうですが、プロレスの熱い季節はまだまだ終わりそうにないですね。それぞれの団体が本当に盛り上がっているので、僕もいろんな団体の行きたい大会が多すぎて大忙し。今週は3度も後楽園ホールに通っています。 今日お話しようと思うのはプロレス界に何組も存在する兄弟レスラー達について。さすが本当の兄弟ということだけあって息はピッタリで、連携も完璧な兄弟タッグが多いんです。もちろんタッグを組んでいない兄弟もたくさんいますが、スタイナーブラザースやマレンコブラザーズみたいに「〜ブラザーズ」って付くのもアメリカっぽくてかっこいいですよね。それでは早速兄弟レスラーでボンバイエ、いってみましょう! まずはじめに紹介するのはテリー・ファンクとドリー・ファンクJrの「ザ・ファンクス」。昔、バラエティ番組「笑う犬シリーズ」でこの2人の格好をした原田泰造とホリケンの「テリーとドリー」っていうコントが有名でしたよね。あの「生きてるってなんだろ、生きてるってなぁに♪」というメロディーはザ・ファンクスの入場曲なんです。 そしてそう、何を隠そう私の「ダゼー・ファンクJr」という名前もこの大先輩の名前からつけさせて頂きました。僕がまだ1歳の時にテリーの引退で解散してしまった兄弟タッグですが、当時の全日本プロレスでジャイアント馬場やジャンボ鶴田と並んで圧倒的な人気を誇り、その伝説は語り継がれて本場WWEの殿堂入りまで果たしているレジェンドです。それでは、早速2人の試合をご覧頂きたいと思います。噂の入場曲も流れますよ! ドリー・ファンクJr. テリー・ファンク vs スタン・ハンセン ブルーザー・ブロディ 続いては僕が子供の頃に完全にはまっていたリック・スタイナーとスコット・スタイナーの「スタイナーブラザーズ」。フランケンシュタイナーの開発者でもあり、元祖投げっぱなしジャーマンの使い手。桁違いのパワーと類い稀な運動神経でIWGPタッグ王者のベルトを2度も巻き、当時の新日本プロレスで本当に暴れまくってました。もうこの2人が出てきたら「相手は一体どうやって勝つって言うんだ?」って思いながらいつも試合を見てました。そのくらいこの最強兄弟の実力は圧倒的だったんです。それでは、スタイナーブラザースの試合の動画と僕が好きなSSDという超デンジャラスな必殺技、アメリカに帰って筋肉派ヒールになったスコットの話題になった腕相撲動画を続けてご覧ください。(1つに絞りきれなかった……。) Steiner Brothers vs Masahiro Chono & Kensuke Sasaki Pro June 15th, 1996 SSD スタイナースクリュードライバー Steiner Screw Driver 世界最強腕相撲勝負 最近の有名な兄弟タッグでいうと、ブリスコブラザーズになりますかね。NOAHのリングに現れてしばらくして新日にも矢野通の「X」として登場、早速「NAVER無差別級6人タッグ選手権」の初代王者になりました。この2人も本当にコンビネーション抜群! それでは、最後の丸藤の返し技が伝説になっている試合をご覧頂きましょう。今は敵対している丸藤正道・杉浦貴の2人がタッグだった頃の対戦です。 NOAH - Jay & Mark Briscoe vs Naomichi Marufuji & Takashi Sugiura あっ、僕ったら大事な兄弟を忘れていました!! 血のつながりはないもののデビュー当初からタッグを組み始めて27年。お互いを兄弟と呼び合う「邪道・外道」のお2人がいましたね!! もうこの2人は兄弟と言ってしまってもいいでしょう。現在は新日本・NOAH両方のマットで人気を誇ってて、2人がリングに上がるといつも盛り上がりテッパンですね。特に外道さんはCHAOSでオカダカズチカのマネージャーとしても大活躍。「金の雨が降るぞ!!」「レヴェルが違うんだよ!!」は最近のプロレス流行語と言っても過言ではないと思います。こちらも兄弟タッグの試合と、外道さんのバックステージでのマイクパフォーマンスを続けてご覧ください。 2006.07.08 IWGP Jr. TAG EL SAMURAI & TAGUCHI vs JYADO & GEDO OKADA with GEDO BACKSTAGE INTERVIEW【INVASION ATTACK 2013】 いかがでしたでしょうか? 外人の兄弟レスラーはよく見るのですが、日本人の兄弟タッグはまだ少なくて。今後さらにプロレスが流行って日本人レスラーの中にも「〜ブラザーズ」みたいなコンビネーション抜群の名兄弟タッグがもっと生まれてくると良いですね! 次回のみちくさボンバイエもお楽しみに、それでは。

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見た目から恐そうなプロレスラーは!?

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みなさんこんにちは! 先日友人から「見た目から恐そうなレスラーって誰なの?」と聞かれて僕は思いついたレスラーを答えたのですが、その人が断トツという自信もなかったのでTwitterで募集してみたんです。すると皆さんからたくさんの返答を頂きまして、その内容がとても興味深かった! 「1度会場で怒鳴られて本当に怖かった」とか「あの試合で必殺技を狙ってる顔が1番恐い」など、回答だけでなく皆さんそれぞれの思い出と一緒にメッセージを送ってくれたんです。そして何より、僕のタイムラインがレスラーの怖い写真だらけになったのがとても面白かったです(笑)。 せっかくなので、そこで名前が挙がったレスラー達の迫力と貫禄で今日はボンバイエしたいと思います。

マサ斎藤

まず僕が真っ先に友人に答えたのがマサ斎藤。元々ヒールの一匹狼だったマサ斎藤は、長州が起こした昭和維新軍に参加するなど個人的には「長州の相棒」というイメージも強いです。その後、アメリカで警官と喧嘩して相手を何人も病院送りにし、刑務所生活の中で肉体改造を実現したのも有名な話。後に監獄固めという必殺技まで発明されました。また、1987年にアントニオ猪木と巌流島で2時間5分14秒にもおよぶ死闘を繰り広げたのも有名ですよね。あまり試合に出なくなってからは新日本プロレス番組の解説者を長く勤めたマサさん。個人的にはマスクやペイントで変装したレスラーを容赦なく本名で呼んでしまうマサさんの解説が大好きでした。マサ斎藤さんの弟子とも言える中嶋勝彦やマサ北宮は現在プロレスリングノアで大活躍中ですね。それでは、流血しながら鬼気迫る表情で猪木を睨みつけるマサさんの動画をご覧ください。いや、こんな顔で睨まれたら絶対恐いですって! アントニオ猪木 VS マサ斎藤  試合後の乱闘

前田日明

実は返信頂いた中で一番多かったのが前田日明。高校時代から「通天閣の虎」と呼ばれた前田さんは「心斎橋の竜」と呼ばれたボクシングの赤井英和とともに大阪でワルの伝説をいくつも持っていて、それはケンコバさんがよく『アメトーーク!』で話してますね。「2人を会わせると大阪が壊れる」と周囲が合わせない様に苦労したとか(笑)。六本木で自分の車のボンネットに座った大柄の米軍グループをハイキックで倒したのも伝説になっています。新日本プロレスのプロレスラーとしてもかなりのエースでしたが、新日本プロレス離脱後もUWFやリングスで大活躍をされ、日本のプロレス界を総合格闘技に結びつける流れを作った1人だと思います。実現しなかったですが、本人も望んでいた前田日明vsヒクソン・グレイシーは見てみたかったです。それでは、実際僕にメッセージを頂いた中でもこの動画を挙げられた方がいらっしゃったのですが、不甲斐ない試合をした弟子の坂田亘をインタビュー中に裏でボコボコにした動画をご覧ください。 フルボッコ
次ページ:ももクロメンバーが本気で怖がっていたレスラーとは?!

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大会レポ/全日本プロレス 9.19後楽園ホール

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みなさんこんにちは! 今回の大会レポは9.19に開催された全日本プロレスの後楽園ホール大会。最近の全日は本当に盛り上がってますよね! 若い世代がすごく勢いがあるし、名前を聞くだけでテンションが上がるベテラン勢もたくさん出ていて、どの試合もとても見ごたえがあります。今回も渕正信、西村修、秋山準、諏訪魔、ケンドーカシン、大森隆男……などなど昭和からのプロレスファンにはたまらない選手も多数出場するので、楽しみすぎて試合前に対戦カードを見ながらずっとニヤニヤしてしまいました。僕が大好きな全日の名誉レフェリー和田京平さんを見れるのもすごく嬉しいですね。 それでは、早速レポートいってみましょう!!

第1試合(佐藤光留、青木篤志、渕正信 vs 土方隆司、西村修、SUSHI)

大会レポ/全日本プロレス 9.19後楽園ホール 両チームともベテランと若手の混ざったメンバーでの対戦。まず僕がテンション上がったのは西村修のガウン姿。昭和の雰囲気を絶妙に醸し出すいつまでも変わらないガウン姿にとても嬉しくなりました。 大会レポ/全日本プロレス 9.19後楽園ホール そして何よりもレジェンド渕正信パイセン! まだまだバリバリの現役ですね! パイセン素晴らしいっす! パイセンかっこいいっす! 土方やSUSHIが渕に荒々しい攻撃をした時の、青木と佐藤の「おいコラッ!! 先輩だぞ!!」がすごく面白かったです。1試合目から接戦で盛り上がりましたが、最後はベテラン渕正信が逆さ押さえ込みで技あり一本。パイセンさすがっす!!

第2試合 王道トーナメント公式戦 準決勝(秋山準 vs ゼウス)

全日本プロレスの一大イベントでもある王道トーナメント。エース宮原のまさかの1回戦敗退もありましたが今回も本当に盛り上がりましたね。そして準決勝1戦目は秋山準社長vs僕と同世代ゼウスの戦い。ジャイアント馬場の意思を受け継いだプロレス四天王(三沢光晴・小橋建太・川田利明・田上明)が毎回名勝負で全日本プロレスを盛り上げていた時代、その頃まだ若手だった秋山さんが四天王相手に一歩も引かず、毎試合熱い闘いを繰り広げていたのも懐かしいですが、46歳の社長となった今も全く年齢を感じさせないパワー溢れるファイトでした。試合は必殺技ジャックハマーでゼウスが勝ちましたが、試合は完全に秋山さんのペースだった気がします。試合後、秋山さんに深々と頭を下げるゼウス、それを見つめる和田京平名誉レフェリー。その風景に感動して泣きそうになりました。 大会レポ/全日本プロレス 9.19後楽園ホール

第3試合 王道トーナメント公式戦 準決勝(諏訪魔 vs ケンドーカシン)

王道トーナメント準決勝2戦目は、欠場から復活した諏訪魔と、何をしでかすかわからない独特の世界観を繰り広げるケンドーカシンの試合。 大会レポ/全日本プロレス 9.19後楽園ホール やはりカシンが創り出す世界観はすごく見ていて楽しいですね。相手の調子が狂ってしまう試合運びはさすがでした。昔からやっている試合開始直後の握手の誘いも、久々に生で見れて嬉しかったです。しかし試合は抜群の安定感を誇る諏訪魔がアンクルホールドにて勝利。復活した今の諏訪魔からは、誰も止められない大きな勢いを感じました。

第4試合 GAORA TVチャンピオンシップ(ビリーケン・キッド vs 中島洋平)

大会レポ/全日本プロレス 9.19後楽園ホール
(C) ALL JAPAN PRO-WRESTLING Co., Ltd.
GAORA TVのチャンピオンベルトを愛しすぎるあまり「アモーレ」という名前を付けて、ベルトにキスをしたり自分の母親に会わせたりしている中島選手ですが、意外と愛する恋人を奪われがち……果たして今回も無事に勝利して取り戻す事ができるのか楽しみな試合でした。しかし中島選手の人気はすごいですね! 中島選手がコールされた時はこの日1番の紙テープが舞っていたと思います。 大会レポ/全日本プロレス 9.19後楽園ホール 試合自体はビリーケン・キッドが序盤から攻めていくも、中島選手が得意の蹴りで応戦し、無事にアモーレを取り返す事ができました。中島選手、良かったですね!もう恋人を奪われないように防衛頑張ってください! 次ページ:持ち前のパワーと気迫で立ち向かっていくゼウスに会場中が盛り上がりました

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大会レポ(?)/不知火カレー激辛対決

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方舟の天才、ノアの丸藤正道さんがオーナーを務める「不知火カレー」をご存知でしょうか。赤坂駅から徒歩3〜4分のところにある「グリドルズ・バー Tokyo 赤蔵」というバーのランチ営業で「不知火カレー」として営業されているんですが、スプーンでも簡単に身がほぐれる程しっかりと煮込まれたチキンレッグが玉ねぎの甘みたっぷりの本格的な淡路島カレーに添えられていて、これがまた本当に美味しいんです。ここのカレーの味がいつも食べたくなって、僕も毎週通っています。僕が大好きな必殺技「不知火」の名前がついてるのも素敵ですよね。 先日この不知火カレーで開催された激辛カレートーナメントにお声がけ頂きまして、そんなに辛いものが得意ではない僕ですがもう勢いとテンションで突撃参加させて頂きました! 今回のコラムはそのトーナメント大会の模様をレポートさせて頂きます。 まずは激辛ってどれくらい辛いのかをご説明。通常の不知火カレーは辛さを自由に調整できるのも楽しみの1つなのですが、メニューには3辛のところに「激辛」と書いてあるんです。それが今回の設定はなんと10辛!! 決勝はなんと15辛!!! いやもう辛さの想像がつかないレベルだと思いますので、実際の10辛写真をご覧頂きましょう。 不知火カレー 不知火カレー 上の写真がとっても美味しそうな通常の不知火カレー(僕がいつも注文する2辛)。あぁこれを書いてる今もお腹がすいてきました。そして、下の写真が今回食べた10辛。もうスパイスの量が多すぎて、ルーがいつものサラサラじゃなくなっていました(笑)。 参加者は小橋建太さんのマネージャー林健太さん、新日本プロレス後藤洋央紀そっくりで吉本DAM歌うま選手権チャンピオンの沖縄吉本芸人どさんこ室田さん、プロレスリング・ノアから拳王さん、私ダゼー・ファンク Jr.の4名。おっ、参加者4人でトーナメントということはこれっていきなり準決勝進出ですね!2試合がむしゃらに頑張れば、もしかしたら僕もチャンピオンに、夢にまで見た「チャンピオン」と名乗れる日がくるのでは……そんな軽率すぎる淡い期待を抱きながら初戦にのぞませて頂きました。

第1試合 準決勝(林健太 vs どさんこ室田)

不知火カレー 1試合目は林さん vs どさんこ室田さん。小橋 vs 後藤の夢の対決実現ですね!1試合目から目が離せない試合となりそうです。開始前から「水の量が自分の方が少ない」「左肘が当たって自分の方が食べにくい」とクレームをつける室田さん…細かい、細かいぞ! 本家後藤さんは絶対そんな事言わないぞ! 不知火カレー 不知火カレー 開始の1口目を食べてフリーズする2人…そして室田さんから早速「ちょっと一旦ストップ」の声が(笑)。そうなんです、10辛は想像以上に強敵でした。汗が止まらなくなる室田さんと、なぜかしゃっくりが止まらなくなる林さん。2人ともそんな窮地に追い込まれながらも目の前の10辛という強敵に挑んでいきました。後藤洋央紀ばりの根性でとにかくガッツリ食べていく室田さんに対して、林さんはなかなかの策士。 「辛さはどうですかよさこいさん。」 室田「どさんこじゃ! 地域が違うわ!」 「さすがの食べっぷりですね、殺人バックドロップ後藤達俊さん。」 室田「こら! 後藤違いじゃっ!」 こうやってわざとツッコミを入れさせて室田さんのペースを乱していきました。 不知火カレー しかし、どさんこ室田さんは後藤洋央紀になりきった時に1口の量が増えることが判明、そのまま室田さんが「後藤式」と呼ぶ食べ方で丸め込んで勝利。さすが後藤洋央紀さんに「兄弟」とまで呼ばれるご本人公認のそっくりさん、最近リングで見なくなった後藤式がここで見られるとは思いませんでした。 次ページ:第2試合 準決勝(拳王 vs ダゼー・ファンク Jr.)

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全試合が名勝負、四天王プロレス

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先日全日本プロレスの両国大会に行ってきたんですが、これがまた本当に素晴らしい大会でした。今の全日は若い選手がすごく伸びつつ大御所レスラー達も多数出場するので、とても見応えがありますね。そちらの大会レポートはまた近々書かせて頂くとして、その日とても感動したことがありました。あの小橋建太さんが古巣の全日本プロレスのマットに、大きな小橋コールの中入場してくれたんです。会場中に響き渡る小橋コールの中で、小橋さん全日時代の色々な思い出を噛み締めながら泣きそうになってしまいました。 四天王プロレス という事で、今回は小橋さんもメンバーの1人だった全日本プロレスのプロレス四天王でボンバイエしたいと思います。まずはプロレス四天王って何かというご説明からなんですが、以前ご紹介した新日本プロレスの闘魂三銃士のように、昔全日本にプロレス四天王と呼ばれた4人がいました。ジャイアント馬場イズムを継承する三沢光晴、小橋建太、川田利明、田上明の4人です。もうほんとに、この4人が試合に出る時点で全試合名勝負確定でした。シングルではそれぞれが激しくぶつかり合いつつ、タッグでは三沢&小橋組vs川田&田上組などで最高にエキサイティングな攻防を毎回繰り広げていました。

三沢光晴

僕がリスペクトしすぎるあまり、コラムやTwitterで何度も紹介している三沢さん。2代目タイガーマスクであり、プロレスリング・ノアの創設者でもあり、まさにレジェンド中のレジェンドです。最近三沢さんの本を読んだのですが、試合中の事故で亡くなられたあの日の事が色々な人の想いと共にとても細かく書かれていて何度も読み返しました。ちなみに僕は移動中にスパルタンX(三沢選手の入場曲)を聴きながら読んでしまい、飛行機の中で泣いてしまいました(照)。 四天王プロレス どれだけ三沢光晴がすごかったか、百聞は一見に如かずという事で早速三沢選手の名試合をご覧頂きましょう。名勝負が多すぎてどれにするか迷ったのですが、数々の名勝負を繰り広げてきたスティーブ・ウィリアムスとの対決で、ゲスト解説がジャイアント馬場さんの試合がありましたので、そちらをご覧ください。

Mitsuharu Misawa vs Steve Williams (AJ 09.03.1993)

あと三沢さんといえば、先日電車の中で携帯が鳴って慌てる女の子の着信音がスパルタンXだった事があり、2016年で一番キュンとしました。

小橋建太

今回のコラムを書くきっかけにもなった小橋さん。誰よりも練習熱心で有名で、大ケガをしてもファンの前では決して弱みを見せず、どんなに技を受けても勇敢に立ち向かっていく小橋さんの姿に、子供の頃の僕は本当に憧れていました。実は小学校で将来の夢を書く事があり、みんなが「サッカー選手」とか「宇宙飛行士」とか書いている中で、僕1人だけ「小橋建太」と書いた事があるんです。それほど小橋さんの熱い気持ちは子供から大人まで、ファン全員に伝わっていました。昨年イベントで小橋さんにお会いする事ができて記念撮影をさせて頂いたんですが、あまりに小橋さんへの憧れが強すぎて、緊張しすぎた僕の笑顔は完全に引きつってしまいました(笑)。それでは、日本人離れしたパワーを持つ小橋さんが圧倒的パワーファイターのベイダーと闘った試合をご覧頂きましょう。試合前の小橋さんの眼光が本当に鋭いです。セコンドには秋山準現社長もいらっしゃいますよ。

Kenta Kobashi vs Vader (27.02.2000)

あっ、ちょっと待った! もう1試合! 僕が大好きな小橋さんの試合をご覧頂きたいと思います。以前のコラムでもご紹介した蝶野正洋パイセンとの試合なんですが、蝶野さんはこの試合のとき左足の靭帯損傷中。足に力が入らない中でも絶対に折れずに立ち向かっていく蝶野さんと、熱いファイトで容赦なく迎え撃つ小橋さん。この試合を見た多くのファンが涙し、Mr.プロレスvs Mr.プロレスの歴史に残る名勝負となりました。

NJPW Kenta Kobashi vs Masahiro Chono 05.03.03

川田利明

毎回荒々しく男気溢れるファイトで名勝負を量産し続けた川田選手。元々は三沢との名タッグでしたが自ら「三沢越え」果たすためにタッグを解消。その後、対三沢を中心に全日本プロレスのレスラー達と本当に熱い闘いを繰り広げていました。前に屈んだ相手の頭を手で押さえつけて連続で顔面を蹴りまくるステップキックは見ていて本当に痛そうで、僕が本当にくらいたくない技の1つでした。全ての試合への全力感がすさまじくそれが名勝負製造機と呼ばれた所以だと思いますが、川田さんの試合はとにかくハズレがないので毎回ワクワクして見ていました。ちなみに、座っている友達に後ろから川田選手の必殺技「ストレッチプラム」をかけて本気でキレられたのは僕の高校時代の苦い思い出です(笑)。 四天王プロレス それでは、永遠のライバル三沢さんとの試合をご覧ください。解説も小橋建太さんと豪華!

三沢 vs 川田 1999.7.23 三冠戦

田上明

三沢とのタッグを解消した川田がパートナーとして声をかけたのが、当時ジャンボ鶴田とのタッグでめきめきと頭角を現してきていた元大相撲力士の田上明でした。シングルマッチはもちろんのこと、個人的には川田との名タッグで何度もタッグ王座に輝いていたのが印象的でした。世界タッグ王座史上最多の6回も王者になっているんです。その中でも僕が大好きだったのが三沢&小橋組vs川田&田上組という四天王対決。比較的頻繁にあった対戦カードなのですが、毎回会場がどよめくほど白熱した試合になりました。田上選手が馬場さんと同じ色のパンツで、馬場さんの必殺技でもある脳天唐竹割りやランニングネックブリーカー、ココナッツクラッシュなどをやってくれるのも嬉しかったですね。それでは、最初に秋山準さんとのシングルマッチ、続いて皆さまお待ちかねの三沢&小橋組vs川田&田上組のタッグマッチをご覧ください。タッグマッチの方は解説がジャイアント馬場、レフェリーが和田京平と選手以外も超豪華な顔ぶれ!実況アナが試合中の川田に向かって「鬼だ、鬼だ、君は鬼だぁぁぁーーー!!」と叫ぶシーンも昔から大好きでした。

Jun Akiyama vs Akira Taue (20.01.1997)

AJPW: Mitsuharu Misawa & Kenta Kobashi vs. Toshiaki Kawada & Akira Taue - June 9, 1995

いかがでしたでしょうか。いつの時代も団体を引っ張るレスラーがいて、その壁を意地でも越えようというレスラーがいて、各々のせめぎ合いがまた団体を盛り上げていくんだと思います。最後に、全日本プロレスが毎週地上波で放送されていた頃の僕が大好きだったテーマ曲を聴きながら創設者ジャイアント馬場さんの総集編動画をご覧頂きつつ、今回はお別れとさせて頂きたいと思います。次回は全日本プロレスの両国大会レポート!次回のみちくさボンバイエもお楽しみに、それでは。

ジャイアント馬場. 全日本プロレステーマ曲/王者の魂

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オリジナル記事: 全試合が名勝負、四天王プロレス

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ボンバイエインタビューVol.3/内藤哲也

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先日、2016年のプロレス大賞が発表されました。栄えある今年の日本プロレス界最優秀選手に輝いたのは……そう、リングの中でも外でも1年間常に話題の中心にいた男、ブーイングを大歓声に変えて2016年のプロレス界を劇的に盛り上げた男、内藤哲也でした。今回は非常にオクパード(忙しい)な内藤さんにお時間を頂き、今年を振り返っての心境、1.4東京ドームを含めた来年への展望を色々と伺うことができました。 まだご存知ではない方もいらっしゃると思うのでご説明させて頂くと「1.4東京ドーム」というのは新日本プロレスの毎年恒例でもあり、国内最大の大会なんです。今年は特に全10試合中なんと8試合がベルトをかけたタイトルマッチになっていて、例年以上に盛り上がること間違いないと思います。 えっ、早く内藤さんのインタビューが読みたいって?? その答えは……トランキーロ! あっせんなよ! 僕がこんなこと言ってると怒られそうなので、早速インタビューいってみましょう(笑)。

Interview:内藤哲也

——内藤哲也として、あるいは2年目のロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン(内藤選手が所属するユニット、以下L・I・J)として、2016年を振り返ってみての感想をお聞かせください。 まあ、常に話題の中心にいたなと。そして全国各地で1番会場を盛り上げてきたのは僕たちだなと。今までは僕がリング上で発した言葉や伝えたいものが全く伝わらなかったんですが、L・I・Jになってからは、表現の仕方を変えるだけでこんなに届くものかと、こんなに伝わるものかと、それを感じた1年間でしたね。 内藤哲也 ——ワールドタッグリーグでパートナーと発表されていた「X」の正体がルーシュ選手だった事にも驚きましたが、先日の髙橋ヒロム選手(以下、ヒロム選手)のL・I・J加入は更にワクワクしました。ヒロム選手が日本に帰ってきた時に「彼が楽しみ」とおっしゃっていたのを覚えているのですが、やはりその時からヒロム選手の加入というのは視野に入れてらっしゃいましたか? 去年の5月、僕が最も焦っていた時期にメキシコに行ってロス・インゴベルナブレス(※内藤選手がメキシコ時代に所属していたユニット、その後帰国した内藤選手がL・I・Jを発足した。)に加入した時、彼もちょうどメキシコにいて一緒にペンションで生活していたんですよ。いつも行動を共にしていました。元々彼がデビューするまでずっと練習を見ていたのは僕なんで昔から彼との付き合いはあったんです。だから彼が帰ってきてからというわけではなく、一緒にメキシコにいる時から、いずれはこうなるんだろうなと予想はしていましたね。なので、起こるべくして起きたという感覚です。 ——ヒロム選手の加入でL・I・Jの中でジュニアヘビー級のタッグにも挑戦できる様になりました。1.4東京ドームでも内藤選手の防衛戦を含め3試合、全てのL・I・Jメンバーがタイトルマッチを組まれていますが、新日本のベルトをL・I・Jで独占しようとする計画や思惑はあったりするのでしょうか? これはL・I・Jの意見ではなくてあくまで僕の意見ですけど、ベルトを独占したい欲は無いですね。同じユニット仲間でもここにあるインターコンチネンタルのベルトが欲しいと思ったら獲りに来るべきだし、みんなで散らばろうよみたいに言うつもりは僕らの中でも無いので。同じユニットでも常に競い合っている仲だと、僕は思っています。僕は1.4 東京ドームの挑戦者に1番ふさわしい相手はSANADA選手だと思っていたので、ユニット内での対戦も構わない、むしろ同じユニット内で対戦することによって、より皆様にL•I•Jの世界をお見せすることができるんじゃないかと思っています。 内藤哲也 ——以前はIWGPのベルトを目指してらっしゃった内藤さんがいて、ただ、今はベルトの価値をも超えられた内藤さんがいて、今の新日本プロレスのベルトに対して思うことや以前からの心境の変化はありますか? 新日本にいくつかベルトがある中で、僕はやっぱり昔からIWGPヘビー級王座が1番上のベルトだし1番価値のあるベルトだと、その思いは昔も今も変わらずに持っています。ただ、僕自身がその目標にしていたIWGPヘビー級王座をも超えてしまったと自分の中で思っているので、まあ黙っていてもまたIWGPヘビー級王座の方から僕の元に寄ってくるんじゃないでしょうか。(インターコンチネンタルのベルトを見て)このベルトはやっぱり中邑真輔のイメージが強いですよね。でも、このベルトもそのイメージを払拭したくて僕の元に近づいてきたのかなあと。僕はひと言も「このベルトが欲しい」なんて言った覚えはないので、このベルト自身が変わりたくて僕の元へ来たんじゃないかなあと思っています。投げても投げてもまた戻ってきますしね。 ——1.4東京ドームのタイトルマッチに関して、棚橋弘至選手(以下、棚橋選手)は先日の試合後に「ファン投票はしません」と言っていましたが、それに関して何か思った事はありますか? 僕自身は棚橋戦が決まった時点で、メインイベントじゃなくていい、ファン投票なんか望まないと言ったんですけど、あの時点で棚橋は答えを保留した。要するに「棚橋は何を言うんだ」とプロレスファンの皆様に考えさせて、楽しむ時間を棚橋は作ったわけですよ。僕自身も楽しんでいましたよ、棚橋はどういう答えを持ってくるのかと。それだけ期待したのに、なんの面白みもない答えが返ってきました。僕は棚橋に憧れて棚橋を追い続けてきた人間なので、追い続けた人間としては非常に寂しいコメントだったと思います。 ——インターコンチネンタルのタイトルマッチに向けて、以前の会見で「棚橋はトップレスラーじゃなくなった」とおっしゃっていましたが、今年1年の状況から見ても棚橋選手は背水の陣で挑んでくると思いますが、そんな棚橋選手に向けて、そのタイトルマッチに向けて、思うところがあればひと言頂けますでしょうか? 僕はプロレスラーになる前から棚橋に憧れを抱いていましたし、新日本プロレスに入ってからも僕は棚橋のように団体を引っ張っていく選手になりたいと思ってずっと追っかけていました。大きな舞台でいつか棚橋と試合がしたいと思っていましたし、こうやって東京ドームで闘えることはすごく嬉しいと思っています。ただ、ただですよ、僕が思い描いていたのは、輝いている棚橋弘至と試合をすることでした。僕はずっと、「棚橋弘至を引きずりおろすのは俺の役目だ」とデビュー当初から言っていたのに、彼はいつの間にかトップ選手じゃなくなってしまっていた。そして、棚橋は今年の1月4日に東京ドームでオカダに敗れた。その時点で何かもう棚橋の時代は終わってしまったのかなと感じました。今年1年の、いるのかいないのかわからない彼の活躍具合を見てもそうですし、彼を追いかけてきた人間としては非常に寂しく思いますね。なので東京ドームで憧れの選手と闘えるという嬉しさの反面、実際に本人を見てみたらかつての憧れは全く輝いてなかったので非常に寂しい思いはありますけど。まあでも今のプロレス界で1番神ってるおいしい相手が僕ですから、挑戦先の目の付け所はいいなと思いましたね。だからこそ東京ドームという大きな舞台で、最後のトドメをさしてやろうかなと思っています。憧れていた存在だからこそ僕の手でトドメをさしてやりたいし、おそらく棚橋もそれを望んでいるんじゃないかと、そう思っていますよ。 内藤哲也 ——2015年に3人でL・I・Jが始まり、今年はSANADA選手、そして髙橋ヒロム選手が加わりました。今後もパレハ(スペイン語で仲間)が増える可能性はありそうですか? どっちだと思いますか? もちろん増えるかもしれないですし、減るかもしれないです。こうやって「一体どうなるんだろう」と考える時間こそが、プロレスファンにとって1番楽しい時間であり、贅沢な時間だと思います。まあその時間を皆さん楽しんでください、答えはそのうち分かりますよ。その時までトランキーロ……(「落ち着いて、焦るな」のスペイン語)あっせんなよ。 かつて僕がまだくすぶっている時、中邑真輔に「内藤はプロレスしか見ないから視野が狭いんだ。」と言われたことがあるんですよ。僕は本当に趣味がプロレスなので、いろんなものに手を付けようという気がなくて、基本的に視野が狭いんですよ。ただ、プロレスを応援してくださる皆様に今、僕の発言や行動が届いている1番の要因は、僕のその視野の狭さだと思っています。元々プロレスが好きで、プロレスファンの心を今でも僕は持っているつもりなので。だからこそ、今これだけ皆様を楽しませることができているのかなあと思いますね。 ——2015年は急にロス・インゴベルナブレスになって帰ってきた内藤さんに対してのブーイングから始まり、それが2016年に大きな声援に変わり、今では一大ムーブメントとなって来年を迎えようとしていますが、1.4東京ドームからの2017年の展望などあれば教えてください。 僕はなかなか殻を破れずに、どうしたらこれ以上の場所へ行けるんだと悩んで悩んで、何かヒントを求めて2015年にメキシコに行って、そこでロス・インゴベルナブレスに加入して、それがきっかけで今これだけ景色が変わりました。僕はやっぱりメキシコのロス・インゴベルナブレスには感謝しかないので、僕がロス・インゴベルナブレスに恩返しができるとしたら、彼らが作った世界をより広く届けることだと思っています。今は新日本プロレスも徐々に海外進出していますし、新日本プロレスワールドでも全世界に配信をしているわけです。実際にアメリカやヨーロッパに行くとL•I•JのTシャツを身につけている人がいるんですよね。そういうのを見て、徐々にではあるけど広まってきている実感はあります。 内藤哲也 ——海外大会での反応も変わってきましたか? 全然違いますね。海外の大会って試合前にほぼ全選手参加のサイン会があるんですよ。L・I・Jができる前は、僕の前なんてほとんど人がいなくて誰も並ばない時間が続いていたんですけど、僕がロス・インゴベルナブレスをメキシコから持ち帰って、L・I・Jになり、IWGPを巻いた直後くらいからですかね。もう海外に行ってもサイン会の列が途切れない状況になったので、ロス・インゴベルナブレスがちょっとずつ世界に届き始めているんだなと感じています。 ——最後にQeticの読者、『みちくさボンバイエ』の読者にメッセージなど一言お願いします。 Qeticの読者の中にもプロレスを見たことがない人がたくさんいると思いますが、このコラムを読んでしまったこと、こうしてプロレスと出会ってしまったこと、これは全てデスティーノ……運命だと思います。1.4の東京ドーム大会は当日深夜に地上波放送もありますし、僕が自信を持ってお届けするこのプロレスの世界、そして我々ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの世界を、あなたの目で、あなたの耳で、ぜひ確認してください。
以上、今年の日本プロレス界最優秀選手、内藤哲也さんのインタビューでした。僕はプロレス人気が低迷している時代、プロレスの為に何か力になりたくてQeticという媒体でコラムを始めさせて頂いたので、プロレスをまだ知らない人へ向けた最後のコメントを頂き、すごく嬉しかったです。 インタビューの中にもありましたが、新日本プロレスの毎年恒例でもあり、国内最大の大会「1.4 東京ドーム」。2017年の新日本プロレスがどうなっていくのか、内藤哲也が棚橋弘至がオカダ・カズチカがケニー・オメガが、一体どんなスタートを切るのか、非常に見応え抜群の大会なのでぜひ皆さん足を運んでみてください。僕も会場にいますので見かけたら声かけてくださいね。

EVENT INFORMATION

戦国炎舞 -KIZNA- Presents WRESTLE KINGDOM 11in 東京ドーム

2017.01.04(水) OPEN 15:30/START 17:00 東京ドーム 対戦カードなど詳しい情報はこちら
次回のみちくさボンバイエもお楽しみに、それでは。 内藤哲也

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オリジナル記事: ボンバイエインタビューVol.3/内藤哲也

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【大会レポ】全日本プロレス 11.27両国国技館

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先日、両国国技館で行われた全日本プロレスの大会に行ってきました。約6時間にも及ぶ大きな大会だったんですが、本当に全カード素晴らしい試合! 今の全日本プロレスは若手が急激に伸びているし、大御所がしっかり存在感を出しているし、ものすごく見応えありますね。そしてこの大会は、なんと我らがドリー・ファンクJr.パイセンも出場されたのです! ドリー・ファンクJr.パイセンが入場された時は、一瞬思わず立ち上がってしまいました。試合がすごく多いのでいくつかピックアップしてのレポートになりますが、今回は全日の両国大会レポートでボンバイエしたいと思います! それではいってみましょう!

開始前 スルースキルズパフォーマンス

【大会レポ】全日本プロレス 11.27両国国技館 ロンブーの田村淳さんがプロデュースの「罵っていいアイドル スルースキルズ」。全日本プロレスの応援大使として、よく大会前にパフォーマンスを盛り上げてくれています。僕も全日の大会で初めて見たのですが、今ではスルスキのパフォーマンスが無いと物足りなく感じてしまうようになりました。あと、パフォーマンスももちろん素晴らしいですが、セカンドロープやトップロープに登ってる彼女たちが羨ましくて羨ましくて(笑)、僕もいつか登ってみたい……。 全日本プロレス 11.27両国国技館

第2試合 スペシャル6人タッグマッチ

SUSHI、菊地毅、井上雅央vs 梶トマト、田村和宏、佐野直

SUSHIと梶トマトの入場パフォーマンスでは、スルースキルズも一緒にダンスを披露しました。僕がすごくおもしろかったのが、SUSHI選手のパフォーマンスで場所取りすぎて、大先輩の菊池さんと井上雅央さんがリングに入れなくなっていたこと。大先輩もタジタジでした。 全日本プロレス 11.27両国国技館 それにしても菊池さんの鬼気迫る表情はすごいですね!僕は子供の頃から菊池さんの試合を見ていますが、気迫は昔の何倍にもなっている気がします。 全日本プロレス 11.27両国国技館 全日本プロレス 11.27両国国技館 試合は田村和宏選手がミノルスペシャルでSUSHI選手から勝利。序盤から盛り上がったタッグマッチとなりました。

第4試合 スペシャル8人タッグマッチ

ドリー・ファンクJr.、チャボゲレロ、ウルティモドラゴン、TAJIRIvsザ・グレート・カブキ、西村修、吉江豊、木髙イサミ

【大会レポ】全日本プロレス 11.27両国国技館 大御所レスラーのオールスター戦となったこの試合、昭和からのプロレスファンにはたまらないメンツですよね。次々と大御所たちが入場していき、カブキさんのヌンチャクパフォーマンスが終わっていよいよ……。 【大会レポ】全日本プロレス 11.27両国国技館 きました!! ドリー・ファンクJr.パイセンきました!! 御歳75歳のドリーパイセンはテーマ曲も昔と変わらずかっこいいし、リングに上がっても鞭を振り回す姿が素敵でした。しかし、みんなドリーパイセンに対しても容赦なく攻撃を仕掛けていきます。カブキさんはおもいきりアッパーブローを打ち込むし、西村修さんもドリー・ファンクJr.の十八番「スピニングトーホールド」をかけていったし、僕は本当にこの瞬間を見れて感無量でした。試合はドリーパイセンが一瞬の隙を見て西村修を首固めに丸め込み、スリーカウント。さすがの展開でした! 【大会レポ】全日本プロレス 11.27両国国技館 【大会レポ】全日本プロレス 11.27両国国技館

第6試合 スペシャルタッグマッチ

秋山準、ケンドー・カシン vs 大森隆男、征矢学

こちらもテンション上がらずにはいられない組合せのタッグマッチ。常に不穏な空気を醸し出している秋山準社長とカシンのタッグ vs 先日の世界最強タッグで見事に優勝した大森隆男と征矢学のタッグ「GET WILD」の復活試合でした。 【大会レポ】全日本プロレス 11.27両国国技館 【大会レポ】全日本プロレス 11.27両国国技館 試合は秋山・大森・征矢の3人に関してはバチバチの肉弾戦、そこにテクニシャンのカシンがいつもの様に相手のペースを抜群のセンスで乱していってました。GET WILDのペースになろうとしたその時、カシンが場外から椅子を持ってきて征矢を一撃。すぐにその椅子を大森にパスしてあたかも大森が殴ったかの様に見せかけ、相手の仲間割れを誘って秋山・カシン組が一気に試合を決めました。誤解したままの征矢は試合後も大森に攻撃を加え、乱闘に。やっぱり相手を翻弄するこの辺のテクニックは、昔からカシンの十八番ですね。さすがのひと言でした。 【大会レポ】全日本プロレス 11.27両国国技館

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実力派且つ巧みなヒールテクニックの名タッグ「タカタイチ」

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みなさんこんにちは! 今年も年明けからどのプロレス団体も盛り上がってますね。僕もいろんな団体での事件やトピックスなどを追いかけるのに大忙しです(笑)。ところで、昨年最後のプロレス観戦はTAKAみちのく選手とタイチ選手が主催している<TAKA&タイチ興行 三周年記念大会>に行ってきました。鈴木軍メンバーを中心に、ヨシタツや葛西純、梶トマトなど第1試合からメインまで超豪華で見応えのある、本当に素晴らしい大会だったんです。おかげさまで僕の2016年も大満足で締めることができました。また次回のTAKA&タイチ興行に期待!! (試合カードと結果はコチラ) タカタイチの2人が所属する「鈴木軍」は1月5日の<新日本プロレス>の大会に乗り込み、年初めから大波乱の面白い展開を予感させてくれました。これは今年もタカタイチ&鈴木軍から目が離せません! ということで、今日はTAKA&タイチ興行を振り返りつつ、TAKAみちのくさんとタイチさんでボンバイエしたいと思います。

TAKAみちのく

まずはTAKAみちのく選手、今回のTAKA&タイチ興行ではヨシタツ選手と対決しました。 惜しくも試合には負けてしまいましたが、両者一歩も引かない熱い攻防。TAKAさん独特のスピード感あるプロレスでしたし、僕が大好きな「ジャストフェイスロック(写真中央)」も出たし、やっぱりTAKAさんは技も試合運びもすごくテクニシャンでした。僕がTAKAみちのくさんを知った頃はみちのくプロレスという団体にいらっしゃったんですが、その後メキシコやアメリカのWWF(現:WWE)で成功されて、現在はKAIENTAI DOJOのレスラー兼代表として、そして鈴木軍のメンバーとして、様々な団体で大活躍されています。レスラーとしての実力はもちろんのこと、レフェリーの目を盗んだ巧みな反則攻撃やセコンド時の絶妙なサポートなど、いつでもどんな時でも抜群のテクニックを魅せてくれます。 この日も試合終了後、ヨシタツ選手の握手に応じるかと思いきや目潰し攻撃。痛みでうずくまるヨシタツ選手を尻目に見つつ退場するという、最後までTAKAみちのく節が炸裂しました。 それでは、TAKAさんが鈴木軍のボス鈴木みのる選手と対決した貴重な試合がありましたのでそちらをご覧頂きたいと思います。なんと解説がTAKAみちのくさんご本人! これは嬉しいですね!

鈴木みのる VS TAKAみちのく

TAKAさんの試合は、鈴木軍が新日本に乗り込んでくれたことでこれから新日マットでも見れますし、TAKAさんが代表を務めるKAIENTAI DOJOも沢山の大会が予定されています。ぜひ会場へ足を運んでみてくださいね。詳しくはHPの大会日程をチェック! KAIENTAI DOJO公式HP

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オリジナル記事: 実力派且つ巧みなヒールテクニックの名タッグ「タカタイチ」

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【大会レポ】新日本プロレス 1.4 東京ドーム

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新日本プロレス 1.4 東京ドーム
みなさんこんにちは! 前回のコラムでも書かせて頂きました通り、今年は去年以上に各団体が年明けから盛り上がりを見せていますね! 僕の今年最初のプロレス観戦は新日本プロレスの1月4日東京ドーム大会でした。ご存知の方も多いかと思いますが、新日本プロレスは1月4日、1月5日の両日共に名勝負や事件が盛りだくさんでしたね。今回はその両日のトピックスを皆さんといくつか振り返りつつ、今年の新日本プロレスのこれからについて語れればと思います。

2017年1月4日(水)東京ドーム大会

毎年恒例の<新日本プロレス1.4 東京ドーム大会>。国内最大のプロレス大会なだけあって、毎年その時の新日本プロレスを代表する豪華カードが目白押し。年中この大会を待ちわびてるプロレスファンも多いのではないでしょうか? 以前のコラムにも書きましたが「1.4?」と聞かれると無意識に「東京ドーム」と答えてしまうのもプロレスファンあるあるですよね。それでは僕が気になった試合をいくつか振り返っていきたいと思います。

第0試合 バトルロイヤル

毎年この試合が楽しみで、僕は必ず開場時間から会場に入る様にしてるんです。昭和からのプロレスファンがとてもテンション上がる豪華な選手が、毎年たくさん出場してくれている名物バトルロイヤル。去年も桜庭和志とグレートカブキが組み合う姿に感動したのを覚えています。今年も僕のテンションをMAXまで上げてくれる見事な顔ぶれでした。 まず僕が感動したのはエルガン選手。怪我で欠場していたエルガン選手が突然登場してくれて本当に嬉しかったです。今年もどんどん活躍してほしいですね。その後も続々と豪華選手が登場してくる中、久しぶりすぎる入場テーマが……そうです! ノートン!! あのスコット・ノートンが帰ってきてくれました!! もうあまりの喜びのあまり立ち上がるお客さんがたくさん!僕も思わず「おぉぉぉーーーっ!」と叫んでしまいました。ここで実現したのが天山広吉、ヒロ斎藤、スコット・ノートンの元TEAM 2000メンバーによる連携技。翌日の後楽園大会ではこれに更に小島聡が加わってTEAM 2000復活を成し遂げてましたね。蝶野正洋総帥無しでも涙ものでしたが、これにあと蝶野正洋総帥が加われば完全に号泣ものでした。約25分の間にたくさんの感動を味わいつつ、恒例の第0試合が終了。マイケル・エルガン選手の勝利となりました。

第7試合 IWGP Jr.ヘビー級選手権試合 KUSHIDA vs 髙橋ヒロム

海外遠征から帰ってきた髙橋ヒロム選手が帰国早々に内藤哲也率いるユニット「LOS INGOBERNABRES de JAPON」に加入し、そして初のタイトルマッチということでかなり注目を集めていたこの試合。いきなりのヒロム選手の奇襲で幕をあけました。試合はというと両者一歩も引かないながらも、ヒロム選手の攻撃を要所要所でKUSHIDA選手が確実に返していて、わずかにKUSHIDA選手のペースになっている印象を受けました。 しかし、KUSHIDA選手の必殺技ホバードロックを執拗にかけていくも決してギブアップをしないヒロム選手。最後は一気に形勢逆転して必殺技「TIME BOMB」で勝利し、新しいIWGPジュニアヘビー級のチャンピオンとなりました。やはりヒロム選手は新日本のジュニアを引っ張っていけるほど大物になって帰ってきましたね。同じユニットのBUSHI選手と組めばロスインゴでジュニアタッグにも挑戦できるようになったので、今年のヒロム選手が本当に楽しみになった試合でした。

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Blue Fieldで繰り広げられる熱い闘い、KAIENTAI DOJO

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みなさんこんにちは! 先日1月29日にKAIENTAI DOJOの大会にお邪魔してきました。KAIENTAI DOJOといえば、あのTAKAみちのくさんが代表を務め、千葉を本拠地とする団体。2000年にTAKAさんがプエルトリコで設立して、もう17年になるんですね。個性豊かな実力派レスラーが揃っていて、大会は毎回すごく盛り上がっています。TAKAさんも鈴木軍の時とまた一味違ったプロレスをされていて、こちらも見所の1つだと思います。という事で、今回は先日の大会を振り返りつつ、KAIENTAI DOJOでボンバイエしたいと思います。 実はKAIENTAI DOJOの公式ホームページでは、各選手の十八番の技が動画で観れるようになっているんです。各試合ごとに気になった選手、活躍していた選手の必殺技を中心にご紹介していきます! KAIENTAI DOJO公式ホームページはこちら!

第1試合 旭志織、遊馬、テイラー・アダムス vs 柏大五郎、GO浅川、マリーンズマスク

ニュージーランドから留学参戦していたテイラー・アダムスの帰国前ラストマッチとなったこの試合。試合開始早々は遊馬選手とセコンドの梶トマト選手が笑いをとって会場を盛り上げつつ、一時は相手チームに試合のペースを持っていかれていましたが、最後はテイラー・アダムス選手が長い脚を活かした得意の足四の字固めで粘り強く攻めて勝利。留学最後の試合を勝利で飾ることができました。この試合で相手チームに傾いた流れを一気に変えるきっかけになったのが、インディJr.王者の旭選手。いつもながらの卓越したテクニックで試合の流れを引き寄せて、しっかりとテイラー・アダムスの足四の字固めへとつないでました。それでは、僕も大好きな旭選手の必殺技「阿吽」をご覧ください。

旭志織/阿吽

そして、この試合はもう1つニュースが! なんと先日全日本プロレスを退団したSUSHI選手が試合後のリングに登場。2月26日のTKPガーデンシティ千葉大会でのタイトルマッチが決定しました!実はこの日、僕が会場に向かうタクシーの中で運転手さんが「頭にお寿司をのせたマスクマンを同じ目的地まで乗せた」と言ってて。こういう事だったのかと納得しました(笑)。

第2試合 バンビ vs ERINA

何度も何度も闘っているこの2人。今日も圧倒的な実力を持つ女王バンビ様は健在でした。しかし、やられてもやられても諦めず立ち向かっていくERINA選手。まだまだ力でもテクニックでもバンビさんの方が優っていると思いますが、いつかERINAさんにはバンビ超えを果たしてほしいですね。やはりバンビさん得意の「スタンディング・シャイニングウィザード」で試合が決まったのですが、その必殺技を動画でご覧ください。

バンビ/スタンディング・シャイニング・ウィザード

第3試合 滝澤大志・洞口義浩 vs タンク永井・十嶋くにお

タンク&十嶋チームの奇襲に始まり、試合開始早々から終始タンク&十嶋チームのペースで試合が進んでいきました。個々の実力もある中で抜群のコンビネーションも兼ね備えているタンク&十嶋チームに対し、滝澤&洞口の2人は思ったように闘わせてもらえない印象でした。しかし、そこで大活躍をしたのが滝澤選手。WWEのマットでも経験を積んだ確かな実力と大きな体格を活かし、大逆転のあと一気に十八番の「高飛車」でフィニッシュまで持っていきました。高飛車ではないですが、同じく滝澤選手十八番のダブルチョップの動画をご覧ください。相手の選手も吹っ飛ぶこの威力!!

滝澤大志/ダブルチョップ

第4試合 梶トマト vs 冨永真一郎

みんなで踊ろう♪トマトダンス

なんなんでしょう、言葉では説明しきれないトマトダンスの魅力(笑)。梶トマト選手が入場の時に踊るトマトダンスはKAIENTAI DOJOのリングはもちろん、NOAHや全日本のマットに上がった時も一瞬にしてお客さんをハッピートマトの世界へ引き込み、毎回すごい盛り上がりを見せるんです。僕もみんなも梶選手が入場するだけで、とにかくテンション上がって嬉しくなります。試合見に行った帰り道でよく口ずさんでしまうんです(笑)。 試合はというと、両者一歩も引かない闘いでしたが、やはり梶選手持ち前のスピードが活きてきてハッピーに勝利となりました。入場はハッピーですがファイトは激しい梶トマト選手の必殺技「レッドアイ」をご覧ください。

梶トマト/レッドアイ

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世代を超えた超豪華メンバートークイベント@デルーサマックス四季の森

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先日、驚くほど豪華なメンバーのトークイベントがあり、僕も現場のお手伝いも兼ねてお伺いしました。メインビジュアルの画像をお気づきかと思いますが、あのアニマル・ウォリアーに加えプロレスリングノアの丸藤選手、中嶋選手という夢のようなメンバー。今回はそのトークイベントをレポートさせて頂こうと思います。 その前にまずはアニマル・ウォリアーに関して簡単にご紹介。ホーク・ウォリアーとの伝説のタッグ「ロード・ウォリアーズ」として1985年に来日し、アニマル浜口&キラー・カーン組にまさかの3分台で短時間勝利するという衝撃の日本デビューを果たしました。その後、全日と新日のマットで猛威を振るい続けたロード・ウォリアーズ。その圧倒的な強さに「こりゃ、誰も勝てんやろ……」と子供の頃の僕は毎試合ただただ驚かされていました。

1985.3.8 船橋 ロードウォリアーズ 初上陸 VS キラーカーン アニマル浜口

それでは、イベントのレポート開始!! イベントホール内に突然響きわたる新日本プロレス後藤洋央紀選手の入場曲…まさか、今日は荒武者後藤洋央紀選手も登場……!? と思ったら少しだけ違ったーー!! そう、彼こそは後藤洋央紀公認のそっくり吉本芸人のどさんこ室田さん。似すぎ、本当に似すぎ! 数多くのレスラーそっくり芸人がいる中でもここまで似ている人はいないんじゃないでしょうか。カメラアプリSNOWでお互いの顔を入れ替えてもこの違和感の無さ(笑)。 そんな室田さんがまずはトークで会場を盛り上げます。とはいえお客さんはそれぞれ他人同士、最初はなかなか会場の心が一つになりません。室田さんの「盛り上がってますかー!」の問いかけにも、はじめは「イエーイ」の声がまばらでした。しかしそこからが室田さんの本領発揮。室田さんが神のひと声「やっぱりイナバ、100人乗っても……」と言った瞬間。なんということでしょう! あんなにバラバラだった会場の心が一瞬にしてひとつになり、「だいじょーぶっ!!!」という大きな元気玉の様なレスポンスが会場内に響き渡りました。すごい、室田さんすごい! 大勢の心を一瞬にしてひとつにしてしまうこの力、やっぱりただ者じゃないですね! 「う〜すべ〜に色の〜♪ かわいい君〜のね〜♪」とアカペラで歌も披露してくれた室田さん。あまりの音痴ぶりで笑いをとるのかと思いきや……ちょっと! めちゃめちゃ歌上手いじゃないですか! 普通に心に染みて、涙こらえたじゃないですか!! そう、何を隠そう室田さんは吉本の歌うま選手権のチャンピオンなのです。多才! 悔しいくらいに多才! 勝彦選手に肉体改造指導をしてらっしゃるボディービルダー北井選手と僕もステージで少しだけお手伝いさせて頂きました。 トークショーもいよいよ始まり、まずはノアのGHCヘビー級王者、中嶋勝彦選手が登場。以前小橋さんのインタビューコラムでもご紹介させて頂いた、小児がんの子供たちを支える活動「ゴールドリボン」について、勝彦選手から会場の皆さんに紹介がありました。 実はゴールドリボンのプロジェクトに関して、情報が載っているカードを事前に渡されていた勝彦選手。それでも「カードを見ながらじゃなくて、きちんと自分の言葉で伝えたいんです。」と言って、登場前の控室でしっかりと内容を覚えて練習して、本番でもカードを全く見ずにお話されてました。本当に誠実で、人のことを思うチャンピオンの素敵すぎる人柄が表れていたと思います。緊張のあまり試合の時より汗かいてそうでしたが(笑)。勝彦選手の思いが届いた素晴らしいトークでした。 「Here we go!!」と入場曲が響き渡り、続いては丸藤正道選手が入場。実は丸藤選手、昔プロレスと出会ったきっかけがアニマル・ウォリアーさんだったそうでこの日の出会いには特別な思いがあったとの事。絵を描くのがすごく得意な丸藤選手はアニマル選手にプレゼントする似顔絵を描いて、このイベントに持参してくれました。あまりの絵の上手さにMC室田さんも「えー、丸藤さんは画家として活動されている片手間でプロレスをされてまして……」ってコラコラ、やめなさい(笑)。 今回丸藤選手が描いてきた似顔絵は、歌舞伎のような雰囲気で日本の風景画の背景にアニマル選手の似顔絵をのせたもの。それがまたものすごいクオリティ!! どうですか皆さん、プロレスでも芸術でも素晴らしいセンスを魅せる丸藤さん……さすがとしか言いようがないですね! あまりのクオリティの高さに勝彦選手もすごくわかりやすい驚きの表情(笑)。丸藤選手が絵を見せてくれた瞬間は、会場全員がこの表情をしてました。 さあ、いよいよアニマル・ウォリアー選手の登場です! ロード・ウォリアーズの象徴ともいえる入場曲Black Sabbathの“Iron Man”が流れると、相変わらずものすごいオーラを放ったアニマル選手がゆっくりとステージに上がり、会場からも「おぉ〜!」というどよめきが聞こえました。そしてアニマルさんは実はすごくいい匂いで、アニマルさんが横を通ると女性陣がみんなキュンとしてました(笑)。使ってる香水聞くの忘れた……。 いよいよアニマル選手も加わってトーク再開。大きい! やっぱりアニマル大きい!! 僕が子供の頃見ていた、大きな日本人レスラーを軽々と持ち上げて放り投げていたアニマル選手、イメージ通りの大きな体と迫力でした。こんな体のアニマル選手から得意のパワースラムをくらったら、僕なんかすぐぺしゃんこになってしまいそう……昔からのペイントとコスチュームで登場してくれて、ファンとしても最高に嬉しかったですね。 トークが始まると、早速丸藤選手が描いた絵をプレゼント。丸藤選手の気持ちが込もった素晴らしい絵にアニマル選手もすごく嬉しそうで「光栄です、事務所に飾らせてもらいます。」と話されてました。リングの上では大迫力のアニマルさんもステージの上ではすごく気さくで優しくて。室田さんが常に笑いをとる中、丸藤さん&勝彦さんもトークが上手で、会場は終始大盛り上がり。 昔アメリカで勝彦選手がアニマル選手にお酒でつぶされたという貴重なエピソードや、「もしこのメンバーでタッグマッチをやったら?」という話題で、笑いの溢れるトークショーとなりました。ちなみにアニマル選手は勝彦選手の師匠佐々木健介(パワーウォリアー)選手と組んだ事もあったので、アニマル選手&勝彦選手 vs 丸藤選手&どさんこ室田さんのタッグマッチという結論に落ち着きました……えっ、室田さんも!?(笑) トークショーの後はなんと来られたお客さん全員と記念撮影をされた3選手。こんな夢のようなメンバーと一緒に写真を撮れるという事で、お客さんみんなとても幸せそうな顔をされていました。イベントの後、会場の外で来られてたお客さんを何人か見たのですが、みんな記念撮影した写真を見返してすごく嬉しそうな表情で帰ってらっしゃいました。うん、わかります!わかりますその気持ち!! ということで、丸藤選手と勝彦選手のお2人はプロレスリング・ノアの3月12日(日)横浜文化体育館大会にて、超特大のビッグマッチが控えています! 丸藤選手はなんとあの武藤敬司選手とタッグマッチで合体!! 武藤さんの事を「憧れ続けた存在」と語っていた丸藤選手。このツーショットを見るだけでファンはたまらなく嬉しいのに、天才と呼ばれた両選手のタッグでどんな化学反応が起こるのか、本当に楽しみですね!

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そしてメインイベントは中嶋勝彦選手がずっとバチバチの死闘を繰り返している潮崎豪選手と、遂にベルトをかけて決着試合となりますのでこちらも見逃せない!! 確実にプロレス史に残る試合が何試合も見れる大会ですので、皆さん今週末はぜひ横浜文化体育館に足をお運びください。
以上、夢のようなトークイベントのレポートでした! 次回のみちくさボンバイエもお楽しみに、それでは。(控え室にて、アニマルさんとの体格差……笑)

EVENT INFORMATION

GREAT VOYAGE 2017 in YOKOHAMA

2017.03.12(水) OPEN 15:00/START 16:00 横浜文化体育館
対戦カードなど詳しい情報はこちら

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オリジナル記事: 世代を超えた超豪華メンバートークイベント@デルーサマックス四季の森

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いよいよ開催間近!世界最大のプロレス大会<レッスルマニア>

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みなさんこんにちは! 日本のプロレスも各団体盛りがってる中ですが、<レッスルマニア>というアメリカWWEのプロレス大会をご存知でしょうか? 1度の大会で10万人を集めてしまう程の世界最大のプロレス大会。その歴史も古く、初回は1985年、今年で33回目を迎える由緒ある大会なんです。1年で最大の大会だけあって、その対戦カードも超豪華!いやほんと、超豪華!! もっかい言います、……やっぱしつこくなるからやめます(笑)。あのレイ・チャールズやアレッサ・フランクリンなど数多くのアーティストやセレブの登場も毎回話題になりますね。実は今週末いよいよ<レッスルマニア33>が開催されるという事で、今回のコラムは今までの<レッスルマニア>の歴史を築いてきた数々のスーパースターでボンバイエしたいと思います。

ハルク・ホーガン

<レッスルマニア>の初回から歴史を築いてきた、日本でもお馴染みハルク・ホーガン。超大型外国人として何度も来日し、必殺技のアックスボンバーで猪木をベロ出し失神させたのも有名ですね。その必殺技は、今でも日本の大森隆男選手やタイチ選手の必殺技となっているし、ホーガンの代名詞「イーチバーーーン!!」も子供の頃よく真似してました。少年サッカーでゴール決めた時は「イーチバーーーン!!」かスタン・ハンセンの「ウィィィィィーーー!!」がテッパンでした。他にもホーガンといえば、Tシャツを着る人が溢れて社会現象にまでなった蝶野正洋さんのnWo Japanのアメリカ本家本元メンバーとしても有名ですよね。それでは<レッスルマニアIII>でのハルク・ホーガン vs アンドレ・ザ・ジャイアントの試合をご覧ください。

Hulk Hogan vs. Andre the Giant - WWE Championship Match: WrestleMania III

スティング

以前のコラムでも紹介しました、幼少の僕が猛烈に憧れていたアメリカのスーパースター、スティング。「イーチバーーーン!!」や「ウィィィィィーーー!!」だけでなく、スティングの「Hoooーーー!!」を真似されていた方もすごく多いと思います。レーザーラモンHGの「Hoooーーー!!」よりも高くて綺麗な声なので、見た事ない方はぜひご覧ください(笑)。こういうキャッチーなフレーズがあるのも真似しやすくて良いですよね。身長190cmの巨体ながらその闘い方は軽やかで美しく、本当に魅せるプロレスを繰り広げてくれました。スティングに関してはすごく紹介する試合を迷ったのですが、日本でトップを走る武藤敬司さんと組んで、同じくアメリカからの大物タッグ「ロードウォーリアーズ」と闘った僕が大好きな試合をご覧頂きたいと思います。スティングペイントで登場した武藤さんの粋な計らいがまたGOOD!

Summer Struggle 1996: The great Muta and Sting vs The Road warriors

ブロック・レスナー

続いてご紹介するのは鋼の肉体を持つブロック・レスナー。見てくださいよこの肉体…自分の体との次元の違いに本当に唖然としてしまいますよね。デビューしてまさかの5ヶ月でWWE王座に輝いた伝説を持つレスナー。プロレス、総合格闘技の両方で大活躍し、「The beast」や「The Monster」の異名がピッタリのまさしくスーパースターでした。170kgの巨体でトップロープからムーンサルトをするベイダーもすごいと思いますが、130kgの巨体でシューティングスタープレスをするレスナーの身体能力も本当にすごいと思います。それでは、シューティングスタープレスを失敗して意識が朦朧としてしまいましたが、<レッスルマニア>で強敵カート・アングルに見事勝利した試合をご覧ください。ブロック・レスナーは今週末の<レッスルマニア>にも出場します!

Brock Lesnar vs. Kurt Angle: WrestleMania XIX

ジョン・シナ

あと1人誰にするか迷いましたが、昨年のWWE日本大会でもAJスタイルズやカール・アンダーソン、ギャローズなどの元BULLET CLUBメンバーと闘って試合を沸かせてくれた、ジョン・シナをご紹介したいと思います。怪我による長期欠場から復活した昨年、それからずっとAJスタイルズと激戦を繰り広げており、今年1月には接戦の末にAJからのベルトの奪取に成功しました。僕がジョン・シナにいつも驚かされるのはそのスピード。あっという間にリングの端から端まで移動できるそのスピードに乗った巨体を活かし、本当に破壊力のある攻撃を繰り広げます。まさにWWEを代表するスーパースターの1人ですね。それでは、噂のAJスタイルズとの試合と、日本では映画『ワイルドスピード」』でお馴染みのザ・ロックと闘った過去の<レッスルマニア>での試合を続けてご覧ください。ジョン・シナも今年の<レッスルマニア>に出場が決まってますので、乞うご期待!

John Cena vs. AJ Styles - WWE Title Match: Royal Rumble 2017

FULL MATCH — The Rock vs. John Cena - "Once in a Lifetime" Match: WrestleMania XXVIII

みちくさボンバイエの<レッスルマニア>特集、いかがでしたでしょうか。紹介しながら改めて思ったのですが、WWEのスーパースター達は日本だと目立つほどの超大型外国人だらけですね……!! 今週末4月2日(日)の<レッスルマニア33>、日本のプロレスとはまたひと味違ったパワフルで華やかなプロレスをぜひご覧ください。次回のみちくさボンバイエもお楽しみに、それでは。

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オリジナル記事: いよいよ開催間近!世界最大のプロレス大会<レッスルマニア>

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ボンバイエインタビューVol.5/獣神サンダー・ライガー

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獣神サンダーライガー
突然ですが、僕の実家には子供の頃からライガーさんのポスターが貼ってあります。しかもサイン入り! 昔からの宝物で、今でも実家に帰る度にそれを見てニヤニヤしています。そう! 今回はなんと「獣神」というその名の通り、僕にとって神様みたいな憧れの存在、獣神サンダー・ライガーさんにインタビューをさせて頂きました! 普段からテレビなどで見てわかってましたが、やはりライガーさんのお話は本当におもしろかったです。もうすぐ始まる<BEST OF THE SUPER Jr.>の見どころについてしっかりとお話伺うことができ、あとは僕も福岡出身、ライガーさんも福岡にご自宅があるということで、福岡のローカル話でもついつい盛り上がりすぎてしまいました……橋本真也選手やエル・サムライ選手などの爆笑プロレス裏話もありますのでお楽しみに。それでは早速いってみましょう!

Interview:獣神サンダー・ライガー

獣神サンダーライガー ——今までの<BEST OF THE SUPER Jr.>の歴史において、ライガーさんは歴代最多出場記録、連続出場記録、全勝優勝記録など数々の記録をお持ちですが、今までの<BEST OF THE SUPER Jr.>の中で特に印象に残っているご自身の試合はありますでしょうか? 獣神サンダー・ライガー(以下、ライガー) この試合が特に印象に残っているというのは、実はあまりないんですよね。<SUPER J-CUP>の時は比較的自分が表に立って、どんな選手に出てもらってどんな会場でやるか決めて、各団体と交渉したり色々と考えて動いていたんですけど、<BEST OF THE SUPER Jr.>に関しては意見を求められたりはしますがそこまで入り込んではないので、初回からずっと選手として純粋に大会を楽しめていたんです。<SUPER J-CUP>の時は本当に失敗できないから、プロデュースの方でもうエネルギー全部使っちゃって。「チケット売れてるよ」って聞いて、実際に始まって超満員になってる会場を見てあぁ良かった〜って思って、もうそこで大会終わったくらいの達成感でした(笑)なので、第1回目の<SUPER J-CUP>ではサスケ選手に丸め込まれて負けちゃったりしたのは、そんな油断からきたのではないかと反省しましたね。 <BEST OF THE SUPER Jr.>に関してもいろんな団体からレスラーが来て多種多様な試合が組まれてきましたね。本当は優勝した時のシーンが一番思い出に残っておくべきなんでしょうけど、レスラーってなんせ負けん気の強い人が多いですから(笑)。優勝した試合より、負けた試合の方が「ちくしょう、次は絶対勝ってやる!」って悔しくて覚えているもんなんですよ。さっき言ってたサスケ選手との試合は、試合途中にサスケ選手がトップロープからドテーッて落ちたんです。それ見て腹抱えて笑ってたら丸め込まれて負けて「おい嘘やろっ!」って感じで、すごく悔しかったのを覚えてます(笑)。 ——<BEST OF THE SUPER Jr.>に対してはやはり初回から長く出られてることもあり、思い入れの深い大会となっていますか? ライガー 僕はやはり「生涯ジュニア」というのを宣言してまして、ヘビー級にはない魅力をジュニアで出していこうと思ってて。飛んだり跳ねたりするだけがジュニアじゃないんだよ、ジュニアでもいろんな個性や闘い方があるんだよと、その辺をこういった大会を通してしっかりとアピールしていきたいなと思ってます。「ヘビーもおもしろいけど、ジュニアもおもしろいよね。」と言わせたいんです。これが「ジュニアもおもしろいけど、ヘビーもおもしろいよね。」の順番じゃダメなんですよ。やっぱりヘビー級でしっかりドォーンと芯が通ってないとその団体はもろいと思うんです、日本ではね。 ダゼー あー、その微妙なニュアンスの違い、すごくしっくりきます! 特に新日本プロレスはその色が強いですよね。 ライガー でしょ、微妙なニュアンスなんだけどわかるでしょ? 一時期、新日本もジュニアジュニアと言われてしまった時代があって、これじゃいかんなって思ったんです。ヘビー級も頑張ってほしいなって。 ダゼー 確かに、一時期の新日本ジュニアはライガーさん中心にすごい盛り上がりを見せてましたもんね。 ライガー そうそう。でも団体として考えた時、やっぱりヘビーの方が盛り上がってる団体の方がしっかりしてると思ったんですよね。そこ、すごく大事だと思います。 ——ライガーさんは<BEST OF THE SUPER Jr.>以外でも本当に歴史的な名勝負だらけで、よくヘビー級のレスラーとも闘ってらっしゃいましたね。橋本真也さんだったり、グレート・ムタさんとの試合では破られたマスクの下にペイントをされてて、ムタ選手がすごく驚いていたのが印象的でした。ライガーさん自身がレスラー人生の中で忘れられない試合ってありますか? ライガー だって、ムタは絶対マスク破りにくるんだもーん! もう目に見えてるんだって。試合前から見え見えだもん! 「はいはい、破くのねはいはいっ……でも素顔じゃないもんねー!」って(笑)。 忘れられない試合でいうと、佐野直喜とやった試合が忘れられないんですよね。それは何故かと言うと、佐野さんはほぼ同期なんですけど、ライガーとして日本に帰ってきた時、僕に対して「こいつには負けねえ」みたいな気持ちをものすごく出してきてたんですよ。後ほど船木から聞いたんですけど、僕が海外遠征に行って何日かして飲みに行ったらしく、その時に「俺はあいつには絶対負けねえから」って言ってたらしいんですよ。すっげえ嬉しかったけど絶対俺も負けねえよって思ったし、やっぱり同期だからこそ言い合える事ってあるじゃないですか。同期だからこそ絶対負けたくない気持ちってあるんですよね。今でも、佐野さんが現役でいる限りは絶対に負けねえって思ってますよ。また彼とは試合してみたいですね。 ダゼー 今のレスラーって同期が1人2人くらいで少ないですけど、昔はけっこう大人数いましたもんね。 ライガー そうですね、武藤敬司とかだったら5人くらいいたんじゃないですかね。ライバルだらけですよね(笑)。だからあの頃の選手は、負けたくない奴がいっぱいいるから急成長してたんですよ。 ダゼー 昔はよくヤングライオン※の合宿をテレビでも放送してましたね。僕が見てて特に印象的だったのは、テンコジ※の2人がヤングライオン時代の合宿で、天山さんが歌いながらおでこに何本もの爪楊枝刺してて、子供ながらにプロレスラーすげえって思ったのを覚えてます(笑)。 ※ヤングライオン:新日本プロレスに所属する若手選手の通称 ※テンコジ:天山広吉と小島聡のタッグチームの通称 ライガー 伝説だよなーほんと(笑)。 ——<BEST OF THE SUPER Jr.>はよく他団体のレスラーも参戦して、普段新日本しか見ていないファンが新たなプロレスの魅力に触れるきっかけにもなっていると思います。実際に僕もスペル・ディルフィンさんやTAKAみちのくさんはこの大会きっかけで知る事ができ、新日本のレスラー達との熱い闘いに熱狂してました。実際に闘ってらっしゃるレスラーも普段闘わない他団体のレスラーとの試合は、何か良いきっかけになったりするものでしょうか? ライガー やはりレスラーはみんな自分の団体の看板背負ってますから。よそから来た他団体のレスラーが、いくら良いレスラーだからといっても負けられないですよね。いい顔するんじゃねえよ、ここは俺たちの土俵だよって。その気持ちを持ってないと団体のレスラーとしてダメだと思うし。でも乗り込んできた選手たちも自分の団体の看板を背負って、インディー団体の意地もあって、絶対負けねえって気持ちで来て。だからこそすごく挑発もされましたし、それがぶつかり合うからおもしろいんですよ。そうなるように本当に強い選手、みちのくプロレスだったらサスケ選手やディルフィン選手、TAKAみちのく選手を呼んでたんですよね。 ダゼー 今回の<BEST OF THE SUPER Jr.>はまだカード発表されてませんが、また他団体のレスラーも来ると良いですね。 ライガー いいですね。バチバチやってほしいです。 ——正直なところ「このレスラーは本当に強かった」と思っているレスラーはいらっしゃいますか? ライガー やっぱり橋本真也は威圧感・迫力・重さ等、ずば抜けてましたね。蹴りは信じられないくらい重いし。彼に蹴られたら胸にレスリングシューズの紐の跡がついてましたもんね。武藤選手とか蝶野選手は巧さもあったし、そこまで体重を背負っているわけではなかったので、橋本選手とやった時にこれぞヘビー級だなって思いました。あいつは本当に良いレスラーでしたよ。時代を代表する絶対王者感があったしね。いちいち言うこともかっこいいんだよね。あんな顔と体型して「時は来た!」って……何言ってんだおまえって(笑)。 獣神サンダーライガー ダゼー 時代劇がお好きなんですよね(笑)。 ライガー そうそう、武将とかが好きでね。その台詞を抜いてきては自分のものにしてたから、こいつ賢いなあと思って。ほんと、橋本はいろんな意味ですごかった。 ダゼー あと僕の中ですごく衝撃だったのが、ライガーさんが昔230cmくらいあるエル・ヒガンテ選手と闘ったのはすごかったですね。 ライガー あんなの無理だって(笑)。だってボディスラムしようとしても手が届かないし! どうしろって言うの(笑)。今では僕とそんな変わらない人もいますけど、当時は僕が1番ちっちゃかったんで、1番小さいのと1番大きいのぶつけたらどうなるかなみたいな……単純だよねえ、もっと考えろよほんとに(笑)。そういう考えで組まれた試合だと思いますけど、やっぱり良い経験にはなりましたね。闘いながら昔カール・ゴッチさんが言ってた「どんな大きな男でもひっくり返したら一緒なんだよ」っていうのを思い出しました。でも、ひっくり返せないっちゅうねん!! ってやりながら思ってましたね。「ゴッチさんひっくり返せって言ってたけど、どうしろって言うんだよ! 無理じゃん!」って(笑)。

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日本を代表する蹴殺テクニック、ヒデオ・イタミ

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みなさんこんにちは! 実は今、所用でハワイに来ています。浮かれてる感じが出ないように、敢えて「みなさんアロハ〜!」とは言いませんでした(笑)。 ハワイといえばジャイアント馬場さんの別荘があり、いろんな選手も合宿を行った場所ということで、こちらに来てもずっとプロレスの事を考えてしまっています…ちなみに今回は、自宅にいた馬場さんを連れてきました! やっぱり馬場さんはフィギュアになっても存在感すごいですねぇ。 数々の選手がハワイ合宿をした中で僕が一番記憶に残っているのが2002年小橋建太さん復帰前のハワイ合宿。貴重な小橋さんの金髪姿が見られ、テレビ越しでも気合いが伝わってくる合宿だったのを覚えています。まずはその合宿の貴重な動画がありましたのでご覧ください。 プロレスリング ノア 小橋健太 ハワイキャンプ 2002.1.23
この時、一緒に合宿をしていたのがヒデオ・イタミ(当時:KENTA)選手。24時間営業のジムで小橋さんが1日中トレーニングばかりしていたので「最後の日に土産を買う時間だけはください」と当時のKENTA選手が本気でお願いしたという話もプロレスファンの中では伝説として残っています。先日、WWEのマットで2度の怪我を乗り越えてついにタイトル戦に挑戦したヒデオ・イタミ選手。6月30日(火)から7月1日(木)の<WWE日本公演>では戸澤陽選手とタッグを組んで、元バレットクラブのルーク・ギャローズ&カール・アンダーソンとの試合も決まっているのでとても楽しみです! ということで、今日はヒデオ・イタミ選手でボンバイエしたいと思います。 まずは1つ動画をご覧頂きましょう。あとで説明しますが、2004年に「蹴撃七番勝負」というものを行った時に、師匠の小橋建太さんと対決した「建太 vs KENTA」の試合です。的確で重い打撃や投げ技は師匠からしっかり受け継がれていますね。 KENTA 『蹴擊』七番勝負第6戦vs小橋建太
ヒデオ・イタミ選手が正式にデビューしたのは全日本プロレスで2000年のこと。その時は本名の「小林健太」というリングネームでした。後に先輩且つライバルとして数々の死闘を繰り広げながら一緒にノアのジュニアを引っ張っていく事になる丸藤正道選手がデビュー戦の相手。その後、ノアに移籍して小橋さんの付き人を務める事になるのですが、丸藤選手とKENTA選手がノアジュニアだった頃の2人の勢いは本当に凄かった!2人が試合であたっても、タッグを組んでも、全試合が名勝負。もうジュニアとかヘビーとか階級も関係なくなっていました。階級を越えて闘っていく両選手。その証拠として、ノアのGHCヘビー級のタイトル戦で王者丸藤選手、チャレンジャーKENTA選手というものすごい試合がありましたので、ぜひ紹介させて頂こうと思います。僕がおそらく100回近く見ている大好きな試合です! Pro Wrestling NOAH: Naomichi Marufuji (c) vs KENTA
元々は飛び技主体だったスタイルから次第に打撃やパワーを主にしたスタイルに変えていったKENTA選手。当時は蹴り技の代名詞と言えるレスラーの1人だったと思います。2000年にノアに移籍してから2014年にノアを退団するまで、KENTA選手はシングルやタッグのベルトを何度も巻き、ユニットに入ったり、突然裏切ったり、公で上の人に噛み付いたり、ノアの看板を背負って他団体と闘ったり。常に話題性のあるレスラーでした。 先ほど小橋さんとの試合をご紹介する時に簡単にお話しましたが、KENTA選手はデビューから5年目の2004年に「蹴撃七番勝負」というものを敢行しており、数多くの大物レスラー達との対戦を行いました。小橋さんとの対戦もその1つ。大先輩たち相手に全くひるむ事なく真正面からぶつかっていくKENTA選手がとても印象的でした。それではその「蹴撃七番勝負」の中から、今度は三沢さん・秋山さんという、これまたレジェンドお2人との試合をご覧頂きましょう! KENTA 『蹴擊』七番勝負第5戦vs三沢光晴
KENTA  『蹴擊』七番勝負第3戦vs秋山準
2014年にノアを退団して闘いの場をアメリカWWEに移し、リングネームを「ヒデオ・イタミ」に変更。イタミ選手になってからもWWEのマットにて名勝負を量産していますね。中邑真輔さんやアスカさんもそうですが、日本人のレスラーがWWEで大活躍しているのを見ると、日本人としてとても嬉しくなります。他にも以前日本で活躍していたAJスタイルズやプリンス・デヴィット(現:フィン・ベイラー)、カール・アンダーソン、ドク・ギャローズ(現:ルーク・ギャローズ)たちと日本人選手が闘う試合も、見ててものすごくテンションが上がります! それでは、せっかくですのでイタミ選手 vs フィン・ベイラー選手の試合をダイジェストでご覧頂きましょう。この2人の闘いはもっと日本でも見たかったですね!! Finn Balor vs Hideo Itami NXT Highlights
いかがでしたでしょうか。前述の通り、6月30日(火)から7月1日(木)のWWE日本公演ではヒデオ・イタミ&戸澤陽 vs ルーク・ギャローズ&カール・アンダーソンという、僕が喜びのあまり叫んでしまいそうな素敵なカードが組まれていますので、ぜひ皆さんもイタミ選手の歴史と今を感じに会場に足を運んで頂ければと思います。毎回気まぐれテーマでコラムを書かせて頂いてますが、次回はアニマル浜口トレーニングジムの出身者について書いてみようかと思ってます。いきなり気が変わったらごめんなさい(笑)。 次回のみちくさボンバイエもお楽しみに、それでは。

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ボンバイエインタビューVol.6/フィン・ベイラー

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皆さんもあると思いますが、僕にはプロレス技の中で特に「これだけは絶対くらいたくない」という技がいくつかあります。そのうちの1つがフィン・ベイラー選手のフットスタンプ。すごい高さまで飛び上がった後のお腹に突き刺さるような攻撃……もう見ているだけで内臓が飛び出しそうになりますよね。見たことがない方もいらっしゃると思うのでご説明すると、この試合のフィニッシュ技がフットスタンプです。 Finn Balor vs Adrian Neville Highlights HD - NXT Takeover: Rival 2015
やはり何度見ても痛そう……! 苦しそう……!! プリンス・デビットというリングネームで新日本プロレスに所属していた頃からの必殺技でしたが、フィン・ベイラーとしてWWEに移籍してからも、ますます威力が増しているように思えます。 今回なんと、6月30日(金)と7月1日(土)に開催される<WWE日本公演>に向けて来日されたフィン・ベイラー選手にインタビューさせて頂きました! ベイラー選手が日本に帰ってくるだけですごく嬉しいのに、お会いしてインタビューできるなんてとても嬉しい時間でした。それでは、早速インタビュー内容を紹介して行きますね!

Interview:フィン・ベイラー

——久しぶりに日本に来られて、まず何をされましたか? ホテルにチェックインしてシャワーを浴びた後、まず新日本プロレスの道場へ行きましたね。KUSHIDAやまだ会ったことがなかった若い選手、ライガーさんにもお会いして、その後は思い出話をしながらちゃんこ鍋を食べました。話した内容はここではちょっと言えないので内緒です(笑)。 ——日本にいた時よりだいぶ体格がたくましくなったように思えますが、日々の意識やトレーニング内容など、以前日本にいた頃と今で変わったことはありますか? 自分ではそんなにたくましくなった意識はないですが(笑)。WWEのパフォーマンスセンターで、最高のコーチから怪我の回復方法だったり、それ以外にも体のベースとなる部分でのコーチングを色々と受けています。食事に関してもすごく制限されているので、食生活は日本にいた時と大きく変わったことの1つだと思いますね。日本にいた時とは全然違うものを食べています。具体的には、NO RICE、NO BREAD、NO PASTA、NO CAKES、NO SWEETS……(笑)。炭水化物は抜いてチキンや野菜のみのダイエットで、それもオーガニック食材のみを食べるようにしています。食事制限に関してはトレーニングの一環だと思っているので、特につらいと感じてはいないですね。 ——アメリカでは試合以外のオフ時間は何をして過ごしていますか? WWEに所属しているとフリータイムがすごく少ないので、試合以外のフリータイムは極力体力の回復に努めています。あとは限られた時間の中でできるだけ世界中のプロレス情報を集められるように心がけていますね。最近は日本のプロレスの進化にとても驚かされていますし、中でもKUSHIDA選手の成長には注目しています。彼とは日本で何度も試合をしましたが、僕が日本を離れてからの2年間で彼は本当に成長してプロになったと思います。最近新日本プロレスで行われた大会<BEST OF SUPER Jr.>でも優勝しましたね。 ——久々に来日して、行きたい場所やお店はありますか? そうですね、お寿司が大好きなので美味しいお寿司を食べたいです。おもいっきり炭水化物ですが(笑)。 ——来日を待ちわびていた日本のファンに向けてメッセージをお願いします。 自分にとって、日本はホームだと思っています。かつて僕が初めて日本に来たとき、日本のプロレスファンはすごく温かく僕のことを受け入れてくれました。ですので、日本のプロレスファンには本当に感謝していて、それだけに日本を離れるのが正直つらかったです。ただ、今はWWE所属のスーパースターとして日本に帰ってこれて、また日本の皆さんの前で試合ができる事をとても嬉しく思っています。 今回は僕と同様に日本に馴染みのあるカール・アンダーソンと対決します。実は彼とはお互い新日本プロレスに所属する以前からの知り合いで、すごく古い友人なんです。彼が「2011年の新日本プロレスG1クライマックスで僕はすごく良い試合をした。」と日頃から自分で言っているので(笑)今回の彼との試合ではそれに勝る良い試合をしたいと思います。楽しみにしていてください。
以上、フィン・ベイラー選手へのインタビューでした。やはりベイラー選手はものすごくイケメンで、インタビューしていてもすごく優しくて、それであんなに素晴らしい試合を量産するスーパースターですから、同じ男としてほんとにズルいと思ってしまいました(笑)。 ベイラー選手の試合がまた日本で見られるなんて、すごく嬉しいですね! しかも、今回は元バレットクラブ仲間のカール・アンダーソンとの対決なので余計に見逃せません! 僕も会場に行きますので、ぜひ皆さんも一緒に会場で盛り上がりましょう。 今回の来日でフィン・ベイラーさんはTwitterをきっかけに仲良くなったというJリーガーの齋藤学さんともジャンルを超えたアスリート対談をされていて、お互いユニフォームとジャケットをプレゼント交換してご満悦だったそうです。この2人のアスリート対談の模様は後日DAZNで配信予定との事ですので、こちらもぜひご覧ください。 次回のみちくさボンバイエもお楽しみに、それでは。

EVENT INFORMATION

WWE Live Tokyo

2017.06.30(金)〜2017.07.01(土) 両国国技館 詳細はこちら

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オリジナル記事: ボンバイエインタビューVol.6/フィン・ベイラー

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アニマル浜口トレーニングジム出身のスターレスラー達

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気合いだ! 気合いだ! 気合いだ! 気合いだ! 気合いだ! 気合いだ! 気合いだ! 気合いだ! 気合いだ! 気合いだ! 気合いだ! 気合いだーーーーーーーっ!!! プロレスを見たことない人でも日本一気合いの入ったこの方はご存知でしょう。そう、アニマル浜口さんです。娘さんの浜口京子さんのトレーナーとして、父親としてテレビに出られる事が多いですが、アニマル浜口さん自体も昭和のプロレス界を代表する名レスラー。今日はまず最初にアニマル浜口さんの暴れっぷりをご覧頂きたいと思います。 theme animal hamaguchi
斬り込み隊長とも呼ばれたアニマルさんの暴れっぷり、いかがでしたでしょうか。そんなアニマルさんが浅草に設立したプロレスラー養成所が「アニマル浜口トレーニングジム」。プロレスラーの道場なので厳しい事はもちろんなのですが、娘の京子さんをオリンピック金メダリストに育てあげただけではなく本当に数々のスターレスラーを排出しているんです。ということで、今日はアニマル浜口トレーニングジムの出身レスラー達でボンバイエしたいと思います! 最初にご紹介したいのが、新日本プロレスで猛威を振るっているユニット「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」。5人いるメンバーの中で、内藤哲也・EVIL・BUSHIの3選手がこのジムの出身者。本当に3人とも時代を引っ張る名レスラーになっていますよね。それでは、早速ではありますがこの3名のタッグマッチをごらんください。 動画はこちら! 次にご紹介したい出身レスラーは新日本プロレスで活躍中の小島聡選手と、フリーとして全日本プロレスなどに参戦中のTAJIRI選手のお二人。小島選手はベテランながらも、まだまだ新日本プロレスの第一線で団体を引っ張ってますね。「イッちゃうぞバカヤローーーー!!」と叫ぶ時の会場全体の一体感はものすごいものがあります。TAJIRI選手も、デビュー以来日本やアメリカの各団体で常に大活躍されています。それでは、2人が全日本プロレスのマットで闘った試合がありますので、そちらをご覧く頂きたいと思います。 TAJIRI vs 小島聡
さてさて、どんどん行きましょう! 続いてはミラノコレクションA.T選手。国内外数々の団体で活躍したミラノさんですが、引退後は新日本プロレスの名解説者として活躍中ですね。ただ解説するだけでなく、とてもユーモアのある解説で中継を盛り上げてくれています。最近はAKB48のドラマ『豆腐プロレス』でメンバーにプロレス技を指導されていましたね。ミラノさんはもちろん現役時代も大活躍されていましたが、僕はミラノさんの引退セレモニーで本当に泣きました。残念ながらその後47歳の若さでこの世を去ってしまったハヤブサさんの病気を「引退後に東洋医学を学んで自分が絶対に直してみせる」と宣言したミラノさん。その時のハヤブサさんは本当に心から嬉しそうな表情をされていました。 今回は現役中バリバリに活躍されていたミラノさんの対プリンス・デビット戦と、感動的な引退セレモニーの動画をご覧頂きたいと思います。 2009.05.30 BEST OF THE SUPER Jr. A-BLOCK MILANO COLLECTION A.T vs PRINCE DEVITT
ミラノコレクションA.T. 引退セレモニー
やばい……出身者に名レスラーが多すぎて、誰を取り上げたら良いかわからなくなってきました……(笑)。すごく迷いますが、次は全日本プロレス大森隆男さんでいきます! ワイルドの代名詞として全日本プロレスで活躍中の大森選手ですが、1999年高山善廣選手と結成した名タッグ「NO FEAR」は本当にプロレス史に残るタッグとして語り継がれていますよね。 強者揃いの全日本プロレスで暴れまくって猛威をふるっていました。そんな2人が再び出会ったのは東日本大震災の復興支援大会として多くの団体が垣根を超えて集まった、プロレス大会<ALL TOGETHER>での試合でした。久々の2人タッグに歓喜したお客さん達がみんな<NO FEAR!!>と叫んでましたね。せっかくなので今回はその歴史的な再結成試合をご覧頂きたいと思います。高山選手は現在療養欠場中、また元気な姿でファンの前に戻ってきてほしいですね。 ALL TOGETHER 1: No Fear! Go Ahead!
他にも出身者でいうと大谷晋二郎選手、YOSHI-HASHI選手、本間朋晃選手、吉江豊選手、鷹木信悟選手など…アニマル浜口トレーニングジム出身のレスラー達は本当に今のプロレス界を引っ張っていますが、人数多すぎるのでまた次の機会にご紹介しますね(笑)。 今後もジム出身レスラー達の活躍に期待です!最後に、アニマルさんの試合をご覧頂きつつ今回はお別れとさせて頂きたいと思います。次回のみちくさボンバイエもお楽しみに、それでは。 1985 アジアタッグ 石川 佐藤 VS アニマル浜口 寺西

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オリジナル記事: アニマル浜口トレーニングジム出身のスターレスラー達

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ボンバイエインタビューVol.7/ヒデオ・イタミ

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みなさん、こんにちは! ここ何年かの間、何人かの日本人レスラーがアメリカへ行き世界最大のプロレス団体WWEの最前線で大活躍されてますね。中邑真輔さん、戸澤陽さん、アスカさん、そして今回インタビューさせて頂いたヒデオ・イタミさん! ヒデオ・イタミさんは「KENTA」というリングネームで日本で活躍されていた時から、個人的にすごくファンでした。プロレスリング・ノア在籍時には丸藤正道選手の良きライバルとして数々の名勝負を繰り広げてましたね! WWEに移籍してからも何度か怪我に悩まされながらも、本当に名勝負を量産しています。僕が昔から好きな必殺技「Go 2 sleep」も最近使うようになってくれて、嬉しい限りです! 先日WWE日本公演で来日中のヒデオ・イタミさんにインタビューさせて頂きましたので、今回はその内容をお届けしたいと思います。それではいってみましょう!

Interview:ヒデオ・イタミ

——まず、WWE日本公演で来日された率直な感想を聞かせてください。 やっと「試合をしに」日本に帰ってこれて嬉しいです。ここまで時間がかかりましたが、この日を迎えることができてよかったと思います。 ——一昨年はトーナメントで優勝されてレッスルマニア(※)に出場されてましたが、その時はどんな心境でしたか? (※レッスルマニア:年間を通じて最大のWWEのイベント。) やはりWWEでやってるスーパースター達はみんなレッスルマニアを目指しているので、とても良い経験になったとは思います。ただ、あの時の僕のポジションは僕じゃなくても良かったと思うんです。しっかりと自分のポジションを確立して、ここは僕じゃないとダメと言われるような形でもう1度出てみたいですね。 ——日本にいた時と比べて、何か自分の中で変わった部分はありますか? アメリカに渡ってしばらくは、何か変えないといけないと自分の中で思いすぎていた気がします。そこから色々と思い悩んだ時期もあって、今では無理に自分を変えなくても良いのではないかというところに、やっとたどり着いた感じですね(笑)。自分らしく、自然体でいれるようになったと思います。自分が日本で築いた土台をもとにWWE側のアドバイスを参考にしながらも自分を見失わないようにしています。お客さんが求めているものを自分なりに考えてそれを優先したいので、必要ないと思ったコーチからのアドバイスはそのまま聞き流すこともできるようになりました(笑)。「KENTA」と「ヒデオ・イタミ」のバランスを自分の中でうまく調整しています。 WWEではただ激しい試合をするのではなく、これはどういう試合なのか、闘いながらストーリーまで表現しないといけません。スーパースターを目指して本当にいろんな国から多くの人が集まってきて、非常に競争が激しい中で世界に向けて発信し続けています。ですので、自分の場所は自分で見つけないといけないと思ってます。 ——そんな中、WWEのマットで1番自分を出せた試合ってありますか? 僕は今のところ、良い意味で満足した試合はないですね。常に先を見るようにしているので、もっともっと上を目指そうと日常的に思うようにしています。ただ、最近になってやっと「俺、プロレスしてるな。」って感じられるようになってきました。でもまだ自分を全部出し切れてないと思うんです。このまま出し切れなかったらそこまでだろうし、そこは自分次第なので頑張っていきたいですね。

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オリジナル記事: ボンバイエインタビューVol.7/ヒデオ・イタミ

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ボンバイエインタビューVol.8/矢野通

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みなさん、こんにちは! いよいよ夏も本番、熱いプロレスの季節になってきましたね。プロレス界全体が盛り上がる時期ではありますが、新日本プロレスではいよいよ<G1 CLIMAX 27>が開催中。新日本プロレスのレスラーはもちろん、飯伏幸太選手の参加もすごく話題を呼んでますね! 初戦の相手はいきなり内藤哲也選手、本当にワクワクします! そして、新日本プロレスからもう1つホットなニュースが! なんと、矢野通選手プロデュースの新作DVDが発売されるんです。過去の作品でもほっこりと大爆笑で話題を生んだ矢野選手プロデュースのDVD、今回も絶対見逃せません! そんな今最も熱い男、矢野通選手に新発売のDVD、<G1 CLIMAX 27>、夏の海の思い出に関して、様々なお話を伺うことができました。インタビューしていて思ったんですが、やっぱりCHAOS(※)はメンバーみんなのキャラバランスが抜群ですね。それではいってみましょう! ※CHAOS:矢野通選手が所属する新日本プロレス内でのユニット。新発売のDVDはこのユニットの日本人メンバーで構成されている。

Interview:矢野通

——先日、今度発売されるDVDを拝見させて頂いたんですが、前回同様にすごく面白かったです。今回の企画はクイズ企画でウル◯◯クイズ形式でもありましたが、クイズ大会にした意図は何かありますか? やっぱりクイズみたいな形で自ら発信させる形式にすることで、いろんなキャラをあぶり出したいなって思いました。頭良かったり悪かったり、色々含めて(笑)。だいぶ前からクイズ大会形式というのは構想してましたね。 ——今回も矢野さんのキャラをあぶり出す名司会ぶりが光ってましたが、プロデューサー自ら出演、司会というのは今後も定番になりそうですか? そうですね。大前提として何故僕がプロデュースから全部やっているのかという話なんですが……やっぱりプロレスラーって、プロレスラー同士では協力するけどそれ以外の人から色々言われるのは多少嫌がったりする人種だと思うんですよね(笑)。レスラーの中でそういう仕切り役ができるのが僕だからという理由で、僕がプロデューサーも司会も務めているという感じです。だから毎回僕が司会するかはわからないですが、仕切りはたぶん僕の方で今後も続けていくと思います。特に自分がやりたくて司会をやっているわけではないので、選手の素のキャラを出す為に、もしかしたら監督みたいな感じになって自分は全く出演しないというのもあるかもしれないですね。 ——今回はサポートのMCさんもインパクトありましたね。ここでネタバレはなかなかできないですが、特に最後の方とか(笑)。 その辺もいろんな人と会議を重ねてMCさんの魅力も最大限に引き出せるように考えました。全体の構想期間でいうと半年くらいあったので、本当に細かいところまで考えました。 ——後藤さんがCHAOSに入って初めてのDVD発売だったので後藤さんは今回初登場でしたが、ちょっとオカダさんの後ろで控えめな印象を受けました(笑)。プロデューサーから見て今回の後藤さんはいかがでしたか? 今回見せられたのは「後藤洋央紀」の触り程度でしたね。本当はもっと後藤洋央紀の魅力をあぶり出したくて、もし、さらに出せていたらもっと面白くなっていたと思います。後藤は普段、無口で色々とやらされるキャラではないので、本人も警戒してたんじゃないですかね(笑)。今後はもっと、後藤のいろんなところを見て頂けるようにしたいと思います。あいつ独特の空気感を出したいですね(笑) ——今回、普段のリングやインタビューでは見られないCHAOSみなさんの雰囲気を見ることができましたが、いつもあのくらいアットホームな雰囲気なんですか? 今回は石井さんが自爆ですごいキャラになっていじられていたので、外道さんと石井さんが前に出てる印象でした。 邪道さん、外道さんとかオカダは前に出て「場」を成立させようとしてくれるので、いつもいろんな発言を拾ってくれるんですけど、石井さんは普段前には出ないですよ(笑)。今回も石井さんは天然で、すごい爆弾発言を落として一気に話題を持っていきましたが、思いつきで言っちゃってあとで後悔してましたね。あれを計算でやってたらあの人、恐ろしいですよ。本来の石井さんは内面を暴かれたくないタイプなんで、僕のDVDに出ると損するっていつも言われるんです。あの人が面白いんだからしょうがないですよね、それは(笑)。 ——CHAOSのメンバーは、みんなけっこうDVDに出たがってるんですか? 石井さんだけが出たがってないですね。みんな「やるなら出ます」という感じですが、邪道さんと外道さんは表に出るのが好きですし、けっこうDVD企画をやりたがってる方だと思います。邪道さんと外道さんはビートたけしさんとかドリフとかが好きなので、何か企画されたおもしろい事がやりたいんじゃないですかね。でも企画自体は全部僕が考えて、全く本人に知らせないままいきなりやるんですが(笑)。 ——予想通り今回もYOSHI-HASHIさんがだいぶいじられてましたが、やっぱりYOSHI-HASHIさんは普段からいじられてますか? 普段からあんな感じで「ゆるキャラ」みたいなやつです(笑)。YOSHI-HASHIはいじらないとおもしろくないんですけど、そのぶんいじった時はものすごい角度から返してきますよね。でもあいつ、本当に人の話を聞いてないので。びっくりするくらい全然聞いてないんですよ。なんか、悪気あって聞いてないわけではなくて普通に聞こえてないって感じですね(笑)。あいつにむかって何か話しかけてたとしても、返事が返ってくるときには話題が変わってるんですよ。 でも、こっちの言ってる事もうっすら聞こえてて頭には残ってるみたいで。先日も「このまえ行ったお店美味しかったよね〜」ってみんなで話してて。その時は何も言わないのに、しばらくしてYOSHI-HASHIが「このまえのお店、美味しくなかったっすか?」って言い出してきたり。「その話、さっき終わっとるわ!」ってなることが多いです(笑)。あのキャラはなかなかプロレスラーにはいないのでおいしいですよね。もっと色々引き出せば更に面白くなると思います。 ——ズバリ、今回のDVDのMVPを誰か決めるとすると誰になりますか? 働き的にはオカダが一番良い働きをしてくれましたね。でも……やっぱり石井さんですかね(笑)。決して天然ではないと思うんですけど、あの人やっぱ持ってるんですよね。YOSHI-HASHIはいじれば万遍なく面白いんですけど、石井さんの場合はやっぱり爆発力が違うんで。普通はなかなかあんな風に笑いの神が降りないと思うんですけど、石井さんはちゃんと毎回、神を降ろしてくれますね。ほんと、イタコかってくらい笑いの神が降臨しますからね(笑)。 ——石井さんって厳格なイメージを持ってたんですが、普段からあんな感じなんですか? 本人自体は物静かなんですけど、外道さんが石井さんのこといじるんですよ。だから、必然的にその厳格な雰囲気が崩れてます。 ——改めてCHAOSってみんな本当に仲良しだなぁと感じたんですが、普段からけっこう一緒に行動してらっしゃるんですか? トレーニングはみんなバラバラですけど、飯とかはよく一緒に食べにいきますね。よく食べるもので言うと、焼肉とかしゃぶしゃぶとか肉類が多いです。 ——読者の方に向けて、DVDの見どころを教えてください。 メンバー全員に何も告げずにぶっつけ本番でやらせているので、そこから生まれる予想できない面白さが見どころだと思います。撮り直しも無く、容赦無く一発で撮ってますので(笑)。控え室のCHAOSを見ている感じで、プロレスラーにしか見せないプロレスラーの顔がしっかりと観られると思います。CHAOSは控室でもワイワイやることもあるんですよ、やっぱたまには冗談でも言わないとやってられないんですかね(笑)。 ——次に<G1>についてお話を伺いたいんですが、今年の<G1 CLIMAX>で1番闘ってみたい相手、1番警戒している相手は誰ですか? やってみたい相手で言うと同じブロックのオカダと対戦するのが楽しみですね。警戒という意味では「全員」だと思います。ただ、やりたくないのは鈴木みのるです。常に無作為に怒ってるから、なんでそんなに怒ってんのって。 ——矢野さんはずっとレスリングをやってらっしゃいましたが、その時からプロレス見てたんですか? いやいや、実は全く見てないです。未だにプロレス見ないです(笑)。だからよく闘い方が独特と言われるのかもしれないですけどね。 ——過去の<G1>で矢野さんが一番印象に残ってる試合はどの試合ですか? 藤田和之さんと闘ったのはよく覚えてます。あのとき肋骨にヒビが入ってたので、けっこうきつかったですね。次の日以降もヒビ入ったまま試合を続けてましたが。でも<G1>って毎年過酷じゃないですか。なので、怒涛のように毎日が過ぎていってちゃんと覚えてないことが多いんです。 ——夏の暑い時期ってリングの上もすごく暑かったりするんですか? かなり暑いですよ。最近は空調がないというのはほとんど無いですが、やはり真夏の暑さは感じますね。逆に冬は体が温まりにくくて、10分くらいじっとしてるとすぐに体が冷えてしまうので、そういう意味だと夏の方がすぐ試合には出やすいかもしれませんね。 ——今年の夏は新日本プロレスが芸能事務所 アミューズとタッグを組んだ海の家「真夏のライオンキッチン」をオープンしていますが、矢野さんの海にまつわる思い出は何かありますか? 学生時代の話なんですが、海で焼肉したら絶対美味しいだろうなぁと思ってカセットコンロと鉄板と、肉も漬け込んで持って行ったんですよ。準備できてやっぱBBQいいなぁと思いながら肉焼いてたら、強風が吹いて肉が全部砂まみれっていう思い出がありましたね(笑)。肉全部乗せてちょうどもう少しで食べられるって時に強風が吹いて。みんなで砂まみれになった肉を見て「無理だな……」って1枚も食べられなかったです。レスラーになってからだと海外遠征に行った時にたまに海へ行ったりしてますけど、そんなにキャッキャ言ったりはしないですよ(笑)。外道さんとかオカダはTwitterによく自撮りをアップしてますが、僕は日なたに出ないんで、あまり行かないですね(笑)。 ——過去の新日本プロレスだと長州力さんのサイパン合宿や、他団体でいうと小橋建太さんのハワイ合宿とか、よくプロレスラーが海岸でトレーニングする姿を見ることがありますが、矢野さんもビーチでのトレーニング経験はありますか? リラックスしながらのトレーニングは確かに良いんですよね。僕も昔はしばらく音信不通になってトレーニングに集中したりしたことはありました。僕もサイパンに行ってますし、ロス行った時はベニスビーチでトレーニングもしました。でも、以前はあまり僕が色白であることに気付かれてなかったんですが、だんだん色白肌が認知されるようになってからはできるだけ焼かないようにしてますね。みんなは焼けてトレーニングもできて一石二鳥だと思います。今は、ヤングライオンもまた昔みたいに増えてきたので、もしかしたら合宿とかで海行くこともあるかもしれませんね。 ——最後に、Qeticの読者に今年の夏の新日本プロレスに関してひと言メッセージをお願いします。 プロレスが好きな人は当然<G1>を見に来ればいいし、そうでもなくてちょっとプロレス気になるくらいの人は由比ガ浜の海の家に来ればいいっす(笑)。とりあえず来てみて、見てみて、プロレスいいなと思ったら7月12日(水)発売の『ウルトラCHAOSクイズ』のDVDを買えばいいっす(笑)。<G1>行く人も海の家行く人も、結局ゴールは僕のDVDを買うという事なのでお忘れなく! もちろん今回もリングにDVDを持っていってPRしようと思っています! あと1つ、よく地方のファンの方から「<G1>が◯◯に来てくれた!」みたいなことを言われるんですけど、実は今の時代にはもう「新日本プロレスワールド」というものがあって。月額999円で主要な大会は全試合観れるんだから、それもあるよって。DVDとセットでどうぞって(笑)。みんながワールド加入してくれたら、予算が増えてもっとワールドが面白くなると思いますし、みんながDVDを買ってくれたら、予算が増えてもっとDVDが面白くなると思いますし。極論言うとDVDは観なくてもいいっすよ、買ってくれれば(笑)。<G1>のチケットも、1人で来る人もぜひ3枚くらい買ってください(笑)。ってまあ全部冗談なんですけど、この夏色々と面白いことが待ってますのでこの機会にぜひご覧ください。
以上、矢野通選手のインタビューでした! 相変わらずの矢野通節、炸裂してましたね! 「DVDは観なくてもいいっすよ、買ってくれれば。」ってインタビューで言われたの初めてだったので、とても矢野さんらしくて爆笑してしまいました(笑)。今年の夏は矢野さんのDVDに<G1 CLIMAX27>、海の家「真夏のライオンキッチン」と本当に面白そうなこと盛りだくさんなので、皆さんぜひプロレスの熱い夏をお楽しみください! 次回のみちくさボンバイエもお楽しみに、それでは。

RELEASE INFORMATION

矢野通プロデュースDVD「ウルトラCHAOSクイズ」

2017.07.12(水) 詳細はこちら

EVENT INFORMATION

LOWSON ticket Presents G1 CLIMAX 27

2017.07.17(月・祝)〜2017.08.13(日) 札幌<開幕戦>/東京/福島/宮城/新潟/愛知/岐阜/鹿児島/福岡/愛媛/大阪/静岡/神奈川/東京/ 8月13日(日)@両国国技館 ※優勝決定戦 対戦カードなど詳しい情報はこちら 詳細はこちら

EVENT INFORMATION

海の家「真夏のライオンキッチン」

2017.07.01(土)〜2017.08.31(木) 鎌倉由比ガ浜海水浴場(鎌倉市由比ガ浜4) 詳細はこちら

text & interview by ダゼー・ファンクJr. photo by 桜井一翔

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オリジナル記事: ボンバイエインタビューVol.8/矢野通

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